エッセイストで女優の内田也哉子さん。
その内田也哉子さんの結婚式での白無垢姿が美しいと話題になっています。
内田さんは、2019年に他界した父・内田裕也さんと、2018年に他界した母・樹木希林さんの長女で、俳優の本木雅弘さんと結婚しています。
内田さんは、白無垢姿で写真を撮ることが母の願いだったと明かし、感動的なエピソードを語りました。
内田さんが白無垢姿で写真を撮った理由とは何だったのでしょうか?
内田也哉子の結婚式
内田さんが結婚式で白無垢姿になったのは、1995年に行われた本木さんとの結婚式でした。
結婚式は、明治神宮で両家の両親やごく身近な親類と内田さんの父の知り合いを集めて、古風な結婚式を挙げました。
内田さんは、白無垢姿で美しく、本木さんは数千円の古着の紋付を着て堂々としました。
内田裕也さんの関係者からもらったお祝いは、樹木希林さんがすべて赤十字に寄付しました。
結婚式の時のエピソードを、内田也哉子さん自身が雑誌のインタビューで回想しています。
平成7年7月7日に夫と私は、明治神宮で結婚式を挙げた。
結婚するという事は、その2年ほど前から話していたが、このまるでスロットマシーンの大当たりみたいな日取りは、母の「絶対に忘れないし、7が三つも重なるなんて面白いじゃない」というアイディアから始まった。
そして、思い立ったが吉日、すぐさま神社の社務所に問い合わせ「ちょうど午前中が空いてるって」と夫が予約を入れてくれた。
そもそも私たちは、吉日や大安などにさしたるこだわりがなかったので、夫の仕事のスケジュールを鑑みて、すんなりと神前式の日にちが決まった。そして、 神宮の森にひっそり佇む、明治天皇の親王御殿として建てられた桃林荘という館で古めかしい披露宴をひらいた。
婦人画報より引用
内田さんは、この結婚式について次のように話しました。
「私は、もう25年以上前に結婚しているんですけど、その時には白無垢を着ようとは思わなかったんです。
なぜなら、私は日本の伝統的な結婚式にあまり興味がなかったし、白無垢を着るということは、自分の人生を夫に捧げるという意味だと思っていたからです。
でも、母は私が白無垢を着るのをずっと見たかったんです。
母は、白無垢を着ることは、自分の人生を新たに始めるということだと教えてくれました。」
内田さんは、母の願いを叶えるために、結婚式で白無垢姿になることにしたと言います。
内田也哉子と本木雅弘の馴れ初め
内田さんと本木さんの馴れ初めは、内田さんが15歳の時に父の映画の打ち上げで出会ったことでした。
その後、本木さんがアカデミー賞のナレーターとしてアメリカに行く際に、語学が達者な内田さんが通訳として同行しました。
本木さんは内田さんに惹かれていき、帰国後に文通を始めました。
内田さんが高校卒業した19歳の時に、本木さんからプロポーズを受けて結婚を決めました。
結婚式では、内田さんの母・樹木希林さんの意向で、本木さんは内田家の婿に入ることになりました。
樹木さんは、内田家を存続させたいという思いがあったからだと言います。
また、本木さんが内田さんに贈った婚約指輪は、「ややこ」という語呂合わせで88万5,000円だったというエピソードもあります。
内田さんと本木さんの結婚式は、両親の思いや価値観が反映された素敵なものでした。
2020年には銀婚式を迎えましたが、今でも仲睦まじく夫婦生活を送っています。
3人の子どもたちも、芸能や文化の分野で活躍しています。
まとめ
内田也哉子さんは、結婚式で白無垢姿になりました。
白無垢姿で写真を撮ることが母・樹木希林さんの願いだったと明かしています。
内田也哉子さんの白無垢姿、本当に素敵ですね!
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