「また24時間テレビのマラソンか…」
正直、私もそう思いました。
この猛暑で走るなんて危険すぎるし、他にも募金の方法があるでしょう?って。
ネットでも批判の声だらけでしたよね。
でも…
あの瞬間を見た時、私は完全に間違ってたって気づいたんです。
横山裕さんがゴール300メートル手前に来た時、村上信五さんがスタッフの制止を振り切って叫んだあの言葉。
「もういいやろ!」
この関西弁に込められた愛情の深さを知った時、涙が止まりませんでした…
私も最初は冷めた目で見てました

恥ずかしい話ですけど、去年まで私は24時間テレビなんて「お涙ちょうだい番組」だと思ってたんです。
テレビの前で「どうせパフォーマンスでしょ?」なんて冷めた目で見てました。
周りの友達も同じような反応で…
「芸能人がちょっと走っただけで何億円も集まるなんて、なんか違くない?」
そんな会話をしてたのを覚えています。
でも、今回は違いました。
村上信五さんの「もういいやろ!」を見た瞬間、私の心は完全に動かされたんです。
あれは演技じゃできない。本物の愛情だった…

村上信五という男の本当の顔

村上信五さんって、テレビで見る限りはいつもニコニコしてる関西のお兄さんって感じですよね。
でも実は、この人の真の魅力は全然違うところにあったんです。
小学生の頃、村上さんはお笑い芸人になりたくて、友達とダウンタウンの真似をして漫才の練習をしてたそうです。
吉本興業のオーディションまで受けたんですけど、結果は不合格…
その時、どんな気持ちだったんでしょうね。
でも諦めなかった。その後ジャニーズのオーディションを受けて、今度は見事合格。
実はあの嵐のメンバー候補だったって知ってました?
ジャニー喜多川さんに才能を認められてたんです。最終的にはグループバランスで見送られましたけど、それだけの実力があったってことですよね。
そんな村上さんを、SUPER EIGHTのメンバーは「頼りになる」「人の見ていないところで努力する人」って評価してるんです。
これって、すごくないですか?
同じグループのメンバーから、こんな風に信頼されてるなんて。
横山裕の背負ってきた現実が重すぎた

ここからが、私が一番衝撃を受けた部分です。
横山裕さんの過去を知った時、正直言って胸が痛くなりました…
3歳の時に両親が離婚。
シングルマザー家庭で育って、中学を卒業してすぐに建設現場で働き始めたんです。
10代ですよ?
作業着のまま事務所のレッスンに向かうこともあったそうです。
想像してください。昼間は肉体労働、夜はタレント活動。どれだけしんどかったか…
そして最もつらかったのは、母親が重病になって、6歳差と8歳差の弟2人が児童養護施設で暮らすことになったこと。
横山さんは当時を振り返って、こう言ってます。
「離れて暮らす弟たちはどんな思いで過ごしているのか」
ずっと、ずっと気になってたんです。
今回、20年ぶりに弟たちがお世話になっていた児童養護施設を訪問した横山さん。
そこで見せてもらった当時の日誌に、こんなことが書いてあったそうです。
「きみ兄ちゃんだ」
テレビに横山さんが映ると、弟はそうつぶやいて先生に抱きついて喜んでいた…
でも同時に、会いたくてホームシックにもなってた。
この話、泣けません?

実は私も似たような経験があります

急に個人的な話になりますけど、私も小さい頃に両親が離婚してるんです。
父親と離れて暮らすことになった時、寂しくて寂しくて…
でもテレビで父親の好きだった野球選手が活躍してるのを見ると、なんだか父親に会えたような気持ちになってました。
横山さんの弟たちも、きっと同じような気持ちだったんでしょうね。
テレビの中の兄を見て、嬉しいけど切ない。
そんな複雑な感情を抱えながら、毎日を過ごしてたんだと思います。
だからこそ、横山さんがマラソンに挑戦した理由がよくわかるんです。
「自分の境遇を明かすことで救われる人がいるなら」
この言葉の重み、理解できますか?
あの「もういいやろ!」の瞬間に込められたもの

SNSでは、こんな声がたくさん上がってました。
「想像してた3倍のダッシュに村上くんの心情を容易に察せてしまい号泣」
「ほんっとにずっと心配だったんだろうなぁ…」
「何回見ても目がウルウルしちゃう」
みんな、あの瞬間の特別さを感じ取ってたんです。
村上さんは横山さんがマラソンに挑戦すると聞いてから、ずっと体調を心配してました。
なんと、村上さん自身が体調不良になるほど…
これって、普通の同僚関係じゃありえないですよね?
ゴール300メートル手前で、遠くに横山さんの姿が見えた時。
「来た!?」
村上さんの声が震えてました。
スタッフが手で制止する仕草を見せても、もう我慢できなかった。
「もういいやろ!」
この瞬間、ルールとか常識とか、そんなものは全部吹っ飛んだんです。
大切な家族が帰ってきた。迎えに行かなきゃ。
それだけだったんです。
村上さんが一番に駆け寄って、横山さんに抱きついた時の表情…
あれは絶対に演技じゃできません。
安田章大さん、大倉忠義さん、丸山隆平さんも続いて駆け寄って、「よう頑張った」とねぎらいました。
村上さんは横山さんの両肩をしっかりと掴んで一緒に歩いたんです。
まるで「もう大丈夫、俺たちがついてるから」って言ってるみたいに。

SUPER EIGHTの絆の深さに涙腺崩壊

ここで、もう一つ感動的なエピソードを。
実は、大倉忠義さんが以前こんなことを言ってたそうです。
横山さんのお母さんが亡くなった時、「これからはオレ達が横山くんの家族になろな!」って。
この言葉を聞いた時、私は完全に理解しました。
SUPER EIGHTって、ただのアイドルグループじゃないんです。
本当の家族なんです。
だから村上さんは制止されても飛び出していった。
だから他のメンバーもそれに続いた。
家族が帰ってきたら、迎えに行くのが当たり前でしょう?
実際に、ネットではこんな感動の声であふれてました。
「メンバーが合流する瞬間を見て滝涙」
「あたたかくて素敵なグループだな」
「SUPER EIGHTはやっぱり最高で最強だ~」
「感動をありがとう!」
みんな、本物の絆を見た時の感動を共有してたんです。
でも私、実はずっと疑ってました

正直に告白します。
私、実はジャニーズのグループって「ビジネス」だと思ってたんです。
事務所に言われて仲良くしてるフリをしてるだけじゃないの?なんて…
完全に間違ってました。
去年の年末、友達と「ジャニーズって本当に仲良いのかな?」なんて話してたのが恥ずかしくなります。
あの「もういいやろ!」の瞬間を見たら、もう疑いようがありません。
あれは、お金や仕事を超えた、純粋な家族愛だった。
村上さんの関西弁に込められた愛情の深さ、横山さんを迎える時の安堵の表情…
全部、本物でした。

批判の声を超えた先にあった本当の価値

もちろん、24時間マラソンへの批判もわかります。
「この異常な暑さで危険じゃないか」
「他にも募金の方法はある」
「マラソンの意味がわからない」
実際、ネットにはこんな声がたくさんありました。
でも…
横山さんがあえて走った本当の理由を知ったら、どう思いますか?
辛い経験をした子どもたちに「大丈夫、あなたは一人じゃない」って伝えたかったんです。
そして、そんな横山さんを支えたのが、SUPER EIGHTのメンバーでした。
村上さんの「もういいやろ!」は、批判や規則なんてどうでもいい、大切な家族を迎えに行くんだっていう純粋な気持ちの表れだったんです。
募金総額は7億40万8600円。
でも本当に価値があったのは、その数字じゃない。
一人の男性の真剣な思いが、仲間の心を動かして、それがテレビを見ている私たちの心も動かしたこと。
これが本当の価値だったんです。
私たちが見落としていた大切なこと

あなたにも、大切な人はいますか?
その人が頑張ってる時、あなたはどうしますか?
私は、あの瞬間を見るまで、「空気を読む」ことばかり考えてました。
「みんながどう思うか」「常識的にどうか」「ルール違反じゃないか」
そんなことばっかり。
でも村上さんは違った。
大切な人のためなら、ルールも常識も関係ない。
「もういいやろ!」
この一言で、私の価値観が変わりました。
本当に大切なものは、ルールや常識の向こう側にあるんですね…

涙が止まらなかった理由

正直、最初にあのシーンを見た時、なんで泣いてるのか自分でもよくわからなかったんです。
でも今なら理解できます。
私たちが普段忘れがちな、人間として一番大切なものを見せてもらったからです。
計算とか損得とか、そんなものを全部捨てて、純粋に誰かを思いやる気持ち。
村上さんがスタッフの制止を振り切って駆け寄ったのも、横山さんが105キロを走り切ったのも、全部つながってるんです。
人を思いやる気持ち。
家族を大切にする気持ち。
困っている人を助けたい気持ち。
そんな当たり前だけど忘れがちな大切なことを、彼らは身をもって教えてくれました。
これが本当のSUPER EIGHTなんですね

メンバーからのコメントも印象的でした。
「頼りになる」「人の見ていないところで努力する人」
横山さんについて、こんな風に語ってたんです。
そして、「ここへきて彼がこれまであまり明かしてこなかった過去を語るのは、『自分の境遇を明かすことで救われる人がいるなら』と思ったからに違いない」
この言葉を聞いた時、私はSUPER EIGHTというグループの深さを知りました。
お互いをこんなに理解し合って、支え合ってるグループなんて、そうそうありません。
だからこそ、あの「もういいやろ!」の瞬間があったんです。
計算じゃない、純粋な家族愛が。
私も変わろうと決めました

この記事を書きながら、私は自分の生き方を見直してます。
大切な人に、もっと素直に愛情を伝えよう。
困っている人を見かけたら、常識とか体裁とか気にしないで手を差し伸べよう。
村上さんの「もういいやろ!」みたいに、時には思い切って行動しよう。
あなたも、そう思いませんか?
私たちも、誰かにとっての村上信五になれるはずです。
誰かにとっての家族になれるはずです。

まとめ:本当に大切なものは目に見えない

今回の24時間テレビで学んだことは、本当に大切なものは目に見えないということでした。
村上信五さんの「もういいやろ!」という関西弁の裏にあった、メンバーへの深すぎる愛情。
横山裕さんが105キロを走り切った原動力になった、弟たちへの愛と同じような境遇の子どもたちへの思い。
SUPER EIGHTのメンバーが見せた、言葉では表現できないほど深い絆。
これらは全部、普段は見えないところにあるものです。
でも確実に存在していて、時にはルールや常識を超えて表に現れる。
あの瞬間がそうでした。
批判があっても、規則があっても、村上さんは駆け寄った。
それが家族だから。
私たちも、時には「もういいやろ!」って思い切って行動してみませんか?
大切な人のために、少しくらい常識を破ったっていい。
そんな温かい人間関係を、SUPER EIGHTは私たちに教えてくれました。
募金総額7億円も素晴らしいけど、それ以上に価値があったのは、私たちの心に残ったあの感動です。
村上さんの「もういいやろ!」は、きっとこれからもずっと、私たちの心の中で響き続けるでしょう。
大切な人を思う時、その人のために何かしたい時、きっと思い出すはずです。
「もういいやろ!」って。

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