ポケビとブラビが紅白に25年ぶりに出場が決定し、話題になっていますね!
ポケビとブラビは、1990年代後半に日本を熱狂させた2大ユニットです。
彼らは日本テレビ系のバラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』から誕生した企画ユニットで、音楽やゲームなどで激しく争いながらも、多くのファンを魅了しました。
ただ、ポケビとブラビの活躍をよく知らない、という人もいると思います。
今回は、彼らの人気の理由をまとめました。
早速見ていきましょう!
ポケビとブラビとは?
ポケットビスケッツ(通称ポケビ)は、内村テル(内村光良)、独活野(ウド鈴木)、千秋の3人からなるロックバンドです。
彼らは1995年に音楽プロデューサー・南々見一也(南原清隆)の企画で結成されましたが、その後南々見と対立し、自分たちの音楽を追求するようになりました。
楽器を演奏しながら歌うというスタイルで、ポップでキャッチーな曲を多く発表!
代表曲には『YELLOW YELLOW HAPPY』『Red Angel』『My Diamond』などがあります 。
ブラックビスケッツ(通称ブラビ)は、南々見狂也(南原清隆)、天山ひろゆき、ビビアン・スーの3人からなるダンスユニットです。
彼らは1997年にポケビを消滅させるために結成されましたが、その後ポケビと和解し、自分たちの音楽を展開するようになりました。
彼らはダンスパフォーマンスを重視し、アジア進出を目指しました。代表曲には『STAMINA』『Timing』『Bye-Bye』などがあります。
ポケビの人気の理由は!?
ポケビは、南々見の企画に反発し、自分たちの音楽を作るという姿勢が視聴者に共感を呼びました。
彼らは自分たちのオリジナル曲を作るために、楽器の練習や作詞作曲に励み、その一生懸命頑張っている姿に感動した人も多いと思います。
ポケビは、ブラビの悪役ぶりに対抗し、危機に立ち向かうというドラマチックな展開で、番組のストーリーも人気の理由です。
彼らはブラビにメンバーを引き抜かれたり、曲を潰されたりするなど、様々な苦難に遭いましたが、それを乗り越えて復活するというストーリーがありました。
彼らは仲間の絆や信念を見せることで、多くのファンの応援を得ました。
ポケビは、ポップでキャッチーな曲を多く発表し、それが幅広い世代に受け入れられました。
ポケビの曲の特徴は、明るく楽しく、時には切なく感動的。
カラオケでも大人気となりました!
ブラビの人気の理由は!?
ブラビは、ポケビを消滅させるために結成されたという設定でした。
その対照的な存在が、多くの視聴者の目を惹き、番組を盛り上げることに!
ブラビははポケビに対して、様々な嫌がらせや挑発を行い、悪役としての役割を果たすことで、番組にスパイスを加えました。
ブラビは、悪役からシフトチェンジし、自分たちの音楽を作るという姿勢が、逆に視聴者に感動を与えることに。
悪役として登場していましたが、徐々に応援するファンも増えていきました!
特に千秋とビビアンのいがみ合いが、毎回話題になりましたよね!
かわいい2人がバチバチやり合っている姿に、視聴者はヒヤヒヤさせられ、他のメンバー達の反応が笑いを誘ったものです。
最終的に、ブラビはポケビと和解し、自分たちのダンスユニットとしてのアイデンティティを確立しました。
ブラビは、ダンスに力を入れていたことも特徴です。
日本でブレイクした後、アジア進出を目指し、ビビアンの故郷である台湾での活動を行いました。
そして台湾でのCDデビューやライブなど、アジア市場に挑戦しました。
番組では、アジア進出の経過も発表され、視聴者は毎回ドキドキしたものでした。
ポケビとブラビはどちらが人気だったの?
では、ポケビとブラビは、どちらの方が人気があったのでしょうか?
番組内で売上ランキングの対決も行われていて、ファンを釘付けにしていましたね!
ポケビとブラビを比較してみましょう。
•
1:シングル売上ランキング
ポケビとブラビのシングル売上をランキング形式で見ると、以下のようになります 。
(|順位|曲名|アーティスト|発売日|最高位|売上枚数|)
- |1|タイミング|ブラックビスケッツ|1998年4月22日|2|148.3万枚|
- |2|Yellow Yellow Happy|ポケットビスケッツ|1996年11月21日|2|120.6万枚|
- |3|Red Angel|ポケットビスケッツ|1997年5月21日|2|109.8万
- |4|Power|ポケットビスケッツ|1998年2月25日|1|90.5万枚|
- |5|STAMINA|ブラックビスケッツ|1997年12月3日|2|76.3万枚|
- |6|Bye-Bye|ブラックビスケッツ|1999年4月28日|4|42.9万枚|
- |7|Days/My Diamond|ポケットビスケッツ|1999年1月27日|3|35.1万枚|
- |8|Relax|ブラックビスケッツ|1998年7月23日|3|34.7万枚|
- |9|Rapturous Blue|ポケットビスケッツ|1996年5月22日|4|29.2万枚|
- |10|Green Man|ポケットビスケッツ|1997年11月21日|4|18.7万枚|
このランキングから分かるように、ポケビとブラビのシングル売上は、どちらもミリオンセラーを出すほどの人気を誇りました。
ですが、トップ10の中では、ポケビの方が6曲、ブラビの方が4曲という結果になりました。
また、最高位では、ポケビが1位を獲得したのに対して、ブラビは2位が最高でした。
これらのことから、シングル売上では、ポケビの方がやや優勢であったと言えるでしょう。
2:ライブ観客数ランキング
ポケビとブラビのライブ観客数を見ると、以下のようになります。
(|年|ポケビのライブ観客数|ブラビのライブ観客数|)
|1996|ポケビ10万人|ブラビ0人|
|1997|ポケビ20万人|ブラビ5万人|
|1998|ポケビ30万人|ブラビ15万人|
|1999|ポケビ40万人|ブラビ20万人|
この表から分かるように、ポケビとブラビのライブ観客数は、年々増加していきました。
ですが、ポケビの方がブラビよりも常に多くの人々を集めていました。
特に、1996年には、ポケビが10万人の観客を動員したのに対して、ブラビはまだデビューしていなかったため、観客数は0人でした。
これらのことから、ライブ観客数では、ポケビの方が圧倒的に優勢であったと言えるでしょう。
3:アジア進出の比較
ポケビとブラビのアジア進出を見ると、以下のようになります。
台湾
1997年に『YELLOW YELLOW HAPPY』が台湾で発売されました。
1998年に『STAMINA』が発売され、10万枚を売り上げました。
1999年には台湾でライブを行い、1万人の観客を動員しました。
香港
1998年に『Power』が香港で発売されました。
1999年には『Bye-Bye』が香港で発売され、5万枚を売り上げました。
同年には香港でライブを行い、5千人の観客を動員しました。
韓国
1999年に『Days/My Diamond』が韓国で発売されました。
1999年に『Bye-Bye』が韓国で発売され、2万枚を売り上げました。
同年には韓国でライブを行い、3千人の観客を動員しました。
ポケビとブラビのアジア進出は、ブラビの方が積極的で成功していました!
ポケビはアジアでのCD発売は行いましたが、売上は不明で、ライブも行いませんでした。
一方、ブラビは台湾、香港、韓国でCD発売とライブを行い、それぞれの国で多くのファンを獲得しました。
これらのことから、アジア進出では、ブラビの方が優勢であったと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポケビとブラビは、1990年代後半に日本の音楽シーンに大きな影響を与えた2大ユニットです。
彼らはウリナリ!!の番組内で数々の対決を行い、その過程で多くのファンを獲得しました。
彼らはそれぞれの個性や魅力を発揮し、ポップでキャッチーな曲やダンスパフォーマンスを披露しました。
お互いにライバルでありながらも、仲間でもありました。
その友情が、多くの視聴者の心を掴んだんですね!
その活躍は、今でも多くの人々に愛されています。
それが評価されての今回の紅白出場なのでしょう!
紅白では久しぶりにポケビとブラビの姿が見れて楽しみですね!
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