コレコレ活動自粛の衝撃…ネット界に激震が走った夜

「警察から連絡が来ました」
9月5日の夜21時29分。この一言で、私のスマホが鳴り止まなくなりました…
友人からのLINE、TwitterのDM、YouTubeのコメント欄。みんな同じことを言ってるんです。
「コレコレがついに終わった」 「まじで警察沙汰になったの?」 「これはヤバすぎる…」
正直、最初は信じられませんでした。
チャンネル登録者数237万人、年収1億円を誇る「ネット界の文春砲」コレコレさん(34)が、まさか警察から連絡を受けて活動自粛なんて…
でも、彼のXアカウントを見た瞬間、現実を突きつけられました。そこには、見たことのないほど弱々しい謝罪文が並んでいたんです。
何が起こったのでしょうか?

コレコレとアインシュタイン稲田の騒動…事の真相が明らかに

アインシュタイン稲田SNS乗っ取り事件の真実
実は、この騒動の根っこには、想像を絶するほど残酷な冤罪事件がありました。
2024年夏、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹さんのInstagramアカウントが何者かに乗っ取られ、女性ファンに卑猥なメッセージが送られるという事件が発生。
その被害女性がコレコレさんの配信で相談したことから、この問題が一気に拡散されたんです。
でも、ここからが地獄の始まりでした…
コレコレが稲田を疑った決定的な瞬間
稲田さんは必死に「乗っ取られている!僕じゃない!」と訴え続けていました。
でも、コレコレさんは後にこう告白しています:
「当時、乗っとり犯か本人か分からないと言いつつ内心は『本人だろ』と僕も粗品もめちゃくちゃ疑っていました」
この「疑念」が、237万人のフォロワーを通じてネット全体に拡散されていったんです。
考えてみてください。あなたが無実の罪で疑われて、それが日本中に広まったら…どんな気持ちになりますか?
炎上したネットの声…稲田さんへの誹謗中傷が止まらなかった1年間

実際に、当時のネットの反応を見てみると、その残酷さに言葉を失います。
Yahoo!ニュースのコメント欄より:
「稲田さんのイメージを落としておいて、謝罪だけで逃げようとしている」(共感8855件)
「稲田さんは悪くないのに『悪いことをしているとはいえ』って、どういうふうに受け取ればいい?」(共感3369件)
「あんなにかわいいのに、指にも濃い毛が生えているらしいよ…アイドルが毛深いなんて、イメージと違いますね」
私も当時、恥ずかしながら「本当に乗っ取りなのかな?」って疑ってしまった一人でした…
今思うと、どれだけ稲田さんを傷つけていたことか。
約1年間もの間、稲田さんは「嘘つき」「変態」呼ばわりされ続けました。テレビ出演時のコメント欄も荒れ放題。彼がどれほどの精神的苦痛を味わったか、想像するだけで胸が痛みます。

暴露系YouTuberコレコレの正体…広島から上がってきた男の野望と挫折

コレコレという男の素顔
実は、コレコレさんって意外な経歴の持ち主なんです。
広島市出身の32歳(一部情報では34歳)。中高一貫の進学校でトップの成績を取るほどの秀才でした。でも、小学校ではいじめられっ子で、「コミュ障だし、男だらけの中で友達もいなかった」と本人が語っています。
大学時代の夢は、なんと公務員。「リストラがなくて安定してるから」という、ごく普通の理由でした。
そんな彼が配信者になったきっかけは、16歳の時にマイクを通した声を配信できるサイトを発見したこと。「ネットだとなぜか上手に話せる」ことに気づき、瞬く間にサイト一番人気になったんです。
年収1億円の裏に潜む危険な一面
現在の彼の生活スタイルは、かなり特殊です:
- 朝8時に寝て夜8時に起きる昼夜逆転生活
- 週1回しか外出しない引きこもり生活
- 基本的にマスク着用(鼻にコンプレックス)
- 趣味は温泉とウーバーイーツ
- 友人はゼロ、「ネットがあれば全く困らない」
年収1億円以上という成功の裏には、常にリスクが潜んでいました。
毎日200件以上寄せられる相談や告発情報。その中には真実もあれば、デマや憶測も混じっています。彼のスタイルは、当事者に直接電話をかけて事実確認をするというもの。
確かにワタナベマホト事件のように、実際に犯罪者を暴いた功績もあります。でも今回のように、「推測」や「疑念」が独り歩きしてしまうリスクも、常に隣り合わせだったんです。
真犯人逮捕で判明した残酷すぎる現実…稲田さんの1年間の孤独な戦い

久保智成容疑者逮捕の衝撃
そして2025年9月5日、事態は劇的に変わりました。
警視庁が久保智成容疑者(32)を逮捕。稲田さんのアカウント乗っ取りの真犯人が、ついに捕まったのです。
この瞬間、稲田さんの1年間にわたる訴えが「真実」だったと公式に証明されました。
でも…もう手遅れでした。
既に稲田さんの名誉は深く傷つけられ、彼が受けた精神的ダメージは計り知れません。復帰までの道のりは、まだまだ長そうです。
私たちが犯した「集団リンチ」の罪
正直に告白します。私も、稲田さんを疑った一人でした…
当時の私は、コレコレさんの影響力と「これまでの実績」を信じて、「きっと本人がやったんだろう」と思い込んでいました。SNSで「稲田怪しいよね」なんてつぶやいたこともあります。
今となっては、その軽はずみな行動を本当に後悔しています。
でも、私だけじゃありません。数十万人、いや数百万人の人が、同じように稲田さんを疑い、時には誹謗中傷をしていたんです。
これって、現代版の「集団リンチ」じゃないでしょうか?

名誉毀損で警察から連絡…コレコレが背負う法的責任の重さ

暴露系YouTuberが抱える法的リスク
実は、暴露系YouTuberの行為は、名誉毀損に該当する可能性が非常に高いんです。
名誉毀損の成立要件は意外とシンプル:
- 公然性:多くの人が見える場所での発言
- 事実摘示:相手の評価を下げる内容の指摘
- 社会的評価の低下:その人の評判が実際に下がること
しかも、内容が事実かどうかは関係ありません。虚偽の情報でも名誉毀損は成立します。
コレコレさんの場合、237万人のフォロワーがいるので「公然性」は確実。稲田さんの評価を下げる発言をしていたので「事実摘示」も該当。そして実際に稲田さんの社会的評価は大きく下がりました。
コレコレに待ち受ける厳しい現実
名誉毀損が成立すれば:
- 刑事責任:名誉毀損罪での処罰(3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金)
- 民事責任:損害賠償(慰謝料)の支払い
年収1億円の彼でも、失うものの大きさは計り知れません。これまで築き上げてきた「正義の暴露者」としての信頼、そして何より、多くの人から必要とされてきた存在意義そのものを失うかもしれないんです。
私たちも他人事じゃない…SNS時代の恐ろしすぎるリスク

誰もが加害者になりうる現実
この事件で一番怖いのは、私たち一般人にも同じリスクがあることです。
先日、私の友人がこんな体験をしました…
「職場の先輩のことをTwitterで『あの人、不倫してるって噂だよ』ってつぶやいたら、それが拡散されちゃって。結局その噂はデマだったんだけど、先輩は会社にいづらくなって転職することになった。私、どうしたらいいかわからない…」
彼女は今、眠れない日々を過ごしています。
あなたのその投稿、大丈夫ですか?
考えてみてください:
- Instagramのストーリーズでちょっとした愚痴
- Twitterでの「あの人、なんか怪しくない?」という疑問
- TikTokでの面白半分の暴露話
これらすべてが、名誉毀損に該当する可能性があるんです。
フォロワーが100人でも1000人でも、リスクは同じです。なぜなら、一度投稿された内容は、スクリーンショットで保存され、無限に拡散される可能性があるから。
あなたも、うっかり誰かを傷つける投稿をしていませんか?

それでも希望を捨ててはいけない理由…建設的な批判と破壊的な攻撃の違い

コレコレさんの功績も忘れてはいけない
確かに今回の件では、コレコレさんの判断に大きな問題がありました。稲田さんが受けた被害も、決して許されるものではありません。
でも、彼がこれまで社会に果たしてきた役割も、正当に評価すべきだと思うんです。
ワタナベマホト事件では:
- 被害者の少女の勇気ある告発を支援
- 事実確認を徹底して行い、犯罪を立証
- 結果的に児童買春・ポルノ禁止法違反で有罪確定
この時、もしコレコレさんがいなかったら、被害者は泣き寝入りしていたかもしれません。
私たちが目指すべき「正しい正義」とは
大切なのは、建設的な批判と破壊的な攻撃の違いを理解することです。
建設的な批判:
- 事実に基づいた指摘
- 改善を促すための発言
- 相手の人格を否定しない
破壊的な攻撃:
- 憶測や噂に基づく決めつけ
- 相手を貶めることが目的
- 人格否定や侮辱を含む
私たちは、どちらを選びますか?
コレコレ炎上から学ぶ…ネット社会で生きるための5つの教訓

1. 「疑わしきは罰せず」の精神を大切にする
確たる証拠がない限り、人を疑うような発言は控える。これは法律の基本原則でもあります。
2. 影響力の大きさを自覚する
フォロワー数に関係なく、自分の発言が誰かの人生を変える可能性があることを常に意識する。
3. 事実確認を徹底する
情報を発信する前に、複数の信頼できるソースで事実確認を行う。
4. 被害者の立場に立って考える
もし自分が稲田さんの立場だったら…そう考えれば、軽はずみな発言はできないはず。
5. 間違いを認める勇気を持つ
人間は誰でも間違いを犯します。大切なのは、間違いに気づいた時に素直に謝罪し、改善すること。

SNS時代のモラルとは…私たちが今すべきこと

デジタル・シチズンシップの重要性
最近、「デジタル・シチズンシップ」という言葉をよく聞くようになりました。これは、デジタル社会で責任ある市民として行動する能力のことです。
具体的には:
- 情報の真偽を見極める力
- 他者への思いやりを持った発信
- プライバシーの尊重
- 建設的な議論への参加
今回のコレコレさんと稲田さんの件は、まさにこの重要性を痛感させられる事件でした。
私たちができる小さな一歩
難しく考える必要はありません。今日からできることがあります:
投稿前の3つの自問:
- この投稿は事実に基づいているか?
- 誰かを不当に傷つける内容ではないか?
- 自分の家族や友人に見られても恥ずかしくないか?
たったこれだけでも、ネット上のトラブルは大幅に減らせるはずです。
最後に…希望を持ち続けるために私たちができること

今回の騒動で、多くの人が傷つきました。
稲田さんは、1年間もの間、無実の罪で苦しみ続けました。コレコレさんも、これまで築き上げてきたものを失うかもしれません。そして私たちも、自分たちの行動を深く反省する機会となりました。
でも、だからこそ、ここから学び、成長していかなければならないと思うんです。
稲田さんには、一日も早い名誉回復と心の平安が訪れることを願っています。真実が明らかになった今、彼を支える声も確実に広がっています。
コレコレさんには、この経験を糧にして、より責任ある情報発信者として復帰してほしいと思います。彼の持つ影響力は、正しく使えば多くの人を救う力になるはずですから。
そして私たち一人一人も、今回の教訓を忘れずに、より思いやりのあるネット社会を作っていきましょう。
小さな配慮の積み重ねが、きっと大きな変化につながるはず。
明日から、あなたも一緒に始めてみませんか?
一人一人の意識が変われば、ネット社会はもっと優しく、もっと建設的な場所になるはずです。
今度こそ、本当の意味での「正義」を追求していきましょう。

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