きょう、マウンドに上がらなかった大谷翔平さんが、球場で一番大きな歓声を浴びました。
日本時間7月11日のダイヤモンドバックス戦。
左膝の治療のために先発登板を回避した大谷さんは「1番・DH」で出場しました。
そして初回の第1打席、いきなり21号先頭打者ホームランです。
「投げられないのに、打つのは大丈夫なの?」
朝からそんな不安を抱えていた方も多いのではないでしょうか?
その戸惑いを、大谷さんは最初の一振りで吹き飛ばしました。
ただし、チームは3-9で敗戦。
喜びと悔しさが同居する、なんとも不思議な一日になりました。
この記事では、きょうの試合で何が起きたのか、ロバーツ監督が試合後に語ったこと、そして前半戦残り2試合の見どころまで、筆者がまとめてやさしく整理します。
大谷翔平の21号先頭打者ホームラン|今日の第1打席で何が起きたのか

初回の先頭打者として打席に立った大谷さん。
相手先発の左腕ロドリゲス投手の3球目、内角のストレートを振り抜きました。
打球は引っ張らず、逆方向のレフトスタンドへ。
スポーツメディアのSPREADによると、打球速度は104.6マイル(約168.3キロ)、飛距離は381フィート(約116.1メートル)、打球角度は29度でした。
内角の球を、体をうまくたたんで左方向へ運ぶ。
正直、筆者はこの一発の「技術のいやらしさ」に鳥肌が立ちました。
力ずくの一発ではなく、職人の一振りです。
筆者はきょう、土曜のお昼にそうめんをゆでながら、キッチンの小さなテレビで初回を見ていました。
お湯が吹きこぼれかけているのも忘れて、一人で叫んでしまったのは内緒です。
2試合ぶりの21号は、先頭打者ホームランの記録更新でもあった
デイリースポーツによると、この一発は今季8本目の先頭打者ホームランで、通算では32本目。
日本選手最多というイチローさんの記録まで、あと4本に迫ったそうです。
さらに直後には、2番のパヘスさんもホームラン。
2者連続アーチで、先制されていた試合をすぐに振り出しに戻しました。
ネットでは、こんな声が上がっています。
「投げない日でも結局主役なの、さすがすぎる」
「先頭打者ホームランの安心感がすごい。膝、大丈夫そうに見えた」
「負けたけど、あの一発で気持ちは救われた」
あなたも、速報の通知を見て思わず声が出ませんでしたか?
ドジャースはなぜ3-9で負けた?ブルペンデーの誤算

いい形で追いついたのに、なぜ最終スコアは3-9だったのでしょうか?
きょうのドジャースは、大谷さんの登板回避を受けて、複数の救援投手をつなぐ「ブルペンデー」で試合に臨みました。
ブルペンデーとは、決まった先発投手を立てず、リリーフ投手を次々に投入する戦い方のことです。
これが、うまくいきませんでした。
日テレNEWSによると、この日は暴投やボーク、3つのエラーと守りのミスが重なり、5回と6回に2点ずつを失う苦しい展開。
中盤に主導権を完全に握られ、そのまま突き放されました。
大谷さん自身も、2打席目からは3打席連続で凡退し、この日は4打数1安打。
スポニチによると、肘当てが外れるほどの豪快なスイングも見せましたが、2本目はなりませんでした。
初回にあれだけ盛り上がっただけに、筆者は正直、悔しさが残りました。
仕事で最高のスタートを切ったのに、途中から歯車が狂っていく。
そんな日が、あなたにもないでしょうか?
ただ、エースが投げられない日の負けは、ある意味で織り込み済みの負けでもあります。
問題は、この負けを何のために受け入れたのか、です。
ロバーツ監督は試合後に何を語った?左膝治療の中身と考え方

その答えを、ロバーツ監督が試合後にはっきり語っています。
スポニチによると、監督は登板回避について「今のうちに処置をして休ませた方がいい」と説明し、きょうの判断を「チーム全体にとって正しい判断だった」と振り返りました。
スポーツ報知が伝えた一問一答では、こんな言葉もありました。
「10月に健康でいることより優先されるものはない」
「悪化する前にやってしまおう」
さらに中日スポーツによると、大谷さんは12日に左膝の水を抜く治療を受ける予定で、オールスター明けの登板プランは「変わりはない」とのことです。
現地報道では、手術ではなく注射による処置と伝えられています。
筆者は前職で記者をしていた頃、負け試合後の監督会見を何度も取材しました。
負けた日は、言葉が濁りがちになるものです。
でもこの日のロバーツ監督は、治療の日程から復帰プランまで、驚くほど具体的に話しています。
これは「隠すことが何もない」というチームからのメッセージだと、筆者は受け止めました。
大事な予定を前に、痛みを我慢して悪化させてしまった経験は、あなたにもないでしょうか?
「悪化する前にやってしまおう」という考え方は、私たちの日常にもそのまま持ち帰れる言葉です。
辞退発表の経緯と球団声明の中身は、けさの記事でくわしく整理しています。
大谷翔平がオールスター辞退・登板回避を発表|左膝治療はなぜ今?
大敗のスコアだけを見ると不安になりますが、大切な情報はむしろ試合の外にあった一日です。
前半戦は残り2試合|大谷翔平のこれからをどう見ればいいのか

ここからの流れを整理しておきましょう。
まず、前半戦の残り2試合。
ロバーツ監督は残り試合の起用について「DHでの起用になるか」と問われ、「はい、その予定だ」と即答しました。
つまり、打者・大谷は引き続き見られます。
12日には左膝の処置を受け、フィラデルフィアで開かれるオールスターは欠席。
そして後半戦は、日本時間7月18日からのヤンキース3連戦で再開します。
なお、オールスターを巡っては、スポーツ報知によると、ジャッジさんやスキーンズさんなど辞退者が相次いでいるそうです。
一方で、ホワイトソックスの村上宗隆さんが、けがで辞退したバクストンさんの代わりに補充選出されました。
大谷さんの枠の扱いではありませんが、日本人選手が球宴の舞台に立つ楽しみは残っています。
私たちファンにとって、寂しいオールスターになるのは事実です。
でも、10月のポストシーズンで万全の大谷さんを見るための数日間だと考えれば、この判断を責める気にはなれません。
あなたなら、目の前の祭典と10月の大舞台、どちらを取りますか?
よくある質問
きょうの大谷翔平さんの成績は?
4打数1安打で、その1安打が21号先頭打者ホームランでした。
2打席目以降は快音なしでしたが、初回の一発で試合を一度は振り出しに戻しています。
大谷翔平さんが次に投げるのはいつ?
中日スポーツによると、オールスター明けの登板プランは「変わりはない」とロバーツ監督が説明しています。
後半戦は日本時間7月18日からのヤンキース3連戦で再開しますが、登板日の正式発表は続報を待ちましょう。
オールスターの大谷翔平さんの代わりは誰?
報道によると、村上宗隆さんの補充選出は、ア・リーグのバクストンさんの辞退に伴うものです。
ナ・リーグ側の大谷さんの枠の扱いは、現時点でまとまった発表を確認できていません。
まとめ|投げられない日の一振りは「心配いらない」の返事だった
きょうのポイントを整理します。
大谷さんは登板を回避しながら、第1打席で21号先頭打者ホームラン。
チームは3-9で敗れましたが、ロバーツ監督は12日の左膝処置と、変わらない復帰プランを明言しました。
朝の時点では「左膝は大丈夫なの?」という不安が大きかったはずです。
その日の第1打席で168キロの打球を飛ばしてみせたのは、言葉より雄弁な返事だったと筆者は感じています。
投げられない日の一振りは、ファンへの「心配いらない」の返事でした。
後半戦、投打そろった大谷さんが戻ってくる日を、一緒に楽しみに待ちましょう。
筆者も全力で応援しています!
ところで最近、筆者はYouTubeで大谷さんの「先頭打者ホームラン」ばかり集めて見返すのにハマっています。
チャンネル「大谷一本【日米野球】」の動画は、一発の瞬間だけでなく、その日の試合の空気まで丁寧に伝えてくれるんです。
きょうのような「初回にいきなり球場が沸く瞬間」が好きな方には、たまらないと思います。
試合開始直後のあのそわそわした感じ、ファンなら分かりますよね?
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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