北海道・すすきので起こった「首切り事件」。
遺体から頭部を切り取り持ち去ったり、一家全員が犯行に関わっていたりと異質性極めるこの事件は、現在大変話題になっています。
田村瑠奈容疑者(29)、その父親の田村修容疑者(59、医師)、そして母親の田村浩子容疑者(60)が逮捕され、事件の全貌が少しずつ見えてきています。
一家全員逮捕されたものの、弁護士によると一家全員無罪になる可能性もあるというのです!
人が1人、殺害されているのに?
その理由を見ていきましょう!
主犯の田村瑠奈容疑者が無罪になる可能性も!?
被害者の浦仁志さん(62)を、ホテルで殺害した田村瑠奈容疑者は、幼少期から精神疾患を抱えていたといいます。
周囲にも、変わった言動をする子という印象が強かったようです。
田村瑠奈容疑者は、逮捕された際、
「自分の中には別の何人もの人格がある。その中の一人がやった」
と話しています。
父親の田村修容疑者は、精神科医として勤務する傍ら、父として、29年間、娘をかなり溺愛していたそう。
山口宏弁護士はこう言います。
「精神鑑定の結果、精神疾患があり責任能力がないと判断されれば、罪に問われない可能性もあります」
livedoor newshttps://news.livedoor.com/article/detail/24697051/
また、父親が精神科医ということもあり、どうすれば精神疾患が認められるのか、どういうふうに供述したらいいのかを娘に助言していたとも考えられます。
日本の刑法は、精神疾患が認められると責任能力がないとみなされ、罪に問われません。
令和3年(2021年)版の「犯罪白書」によると、20年に心神喪失を理由に無罪判決が言い渡されたのは5件で、うち3件が殺人でした。
容疑者が、無罪を勝ち取るために、精神疾患があるふりをしてあれこれ画策する例も珍しくはありません。
母親の田村浩子容疑者も無罪になる可能性が!
山口宏弁護士の見解では、
「母親は直接事件に関わったわけではなく、『話は聞いていたが、怖くて家にいました』と言ったら、不起訴もあり得ます。(山口弁護士)
「父親に関しては、供述次第でしょう。娘と一緒にのこぎりを購入したとはいえ、『精神科医として無理やり行動を制限すると、症状が悪化する』『治療の一環として購入を手伝い、現場まで連れていった』『まさか実行するとは思わなかった』『父親としてではなく、医師として患者と相対した』と主張するかもしれません。男性に暴行されたのが事実だとすれば、被害者にも落ち度があったということになります。減刑を求める声が上がり、執行猶予が付くかもしれません」(山口弁護士)
ということなので、裁判によっては、一家全員無罪になる可能性もあるというのです。
事件が報道された最初の頃は、加害者を糾弾する声が多かったものの、事件が少しずつ明るみに出てきている現在では、加害者家族を擁護する声が出ています。
それには、生前の被害者男性の言動が酷すぎる、という証言がたくさん出てきているからです。
▼被害者男性の浦仁志さんの生前の様子は、こちらの記事からどうぞ!
現在では、田村瑠奈容疑者は、浦仁志さんから性的暴行を受けたのではと言われています。
日本は性被害に対して、まだまだ裁判が甘いので、自らの手で復讐したのでは、などと言われています。
それが本当だとしたら、田村瑠奈容疑者がかわいそう、と思う人もいるのではないでしょうか。
実際にツイッターでは、そういう声がたくさん出てきています。
田村一家無罪でもいいんじゃないかというネットの声も!
では、実際のネットの声を見ていきましょう!
まとめ
ネットでは、田村瑠奈容疑者がかわいそう、一家全員無罪になったらいいのに、、という声が多く見られます。
被害者の生前の素行の悪さが、容疑者一家への同情に拍車をかけているようです。
事件の全貌が早く明るみに出るといいですね。
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