大谷翔平がオールスター辞退・きょうの登板回避を発表|左膝治療はなぜ今?球団声明をやさしく解説【7月11日速報】

大谷翔平のオールスター辞退を象徴する静かなマウンドのイメージ
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【追記・7月11日午後】この日の試合で、大谷翔平さんは「1番・DH」で出場し、初回に21号先頭打者ホームランを放ちました。
試合はドジャースが3-9で敗戦。
試合結果とロバーツ監督の試合後コメントは、こちらの最新記事で整理しています。
大谷翔平、21号先頭打者ホームラン|登板回避の日の一発と3-9敗戦をやさしく整理

両リーグ最多得票の男が、その祭典に行きません。

ファン投票でナ・リーグどころか両リーグを通じて一番多くの票を集めたのは、大谷翔平さんでした。
その本人が、オールスターのグラウンドに立たない。

「え、どういうこと?」

そう思った方、きっと筆者だけではないはずです。
10日(日本時間11日)、ドジャースが発表した内容と、その裏にある狙いを、球団声明の言葉からやさしく解説していきます。

目次

大谷翔平のオールスター辞退と登板回避、球団は何を発表したのか

大谷翔平の登板回避からオールスター辞退までの流れを示す図解

ドジャースは10日(日本時間11日)、ダイヤモンドバックス戦の試合前に声明を出しました。

ポイントは4つです。
大谷さんはこの日に予定されていた先発登板を回避すること。
理由は「左膝の炎症が続いているため」であること。
週末のダイヤモンドバックス3連戦には指名打者として出場すること。
そしてシリーズ終了後に左膝の処置を行うため、フィラデルフィアへ移動できず、オールスターに参加しないこと。

正直、速報の見出しを見た瞬間、筆者は胸がざわつきました。

「まさか、大きなケガなの?」

あなたも同じ不安がよぎらなかったでしょうか?

ただ、声明を最後まで読むと、印象は変わります。
球団は「後半戦に向けて最高の状態にするため」と、治療の目的と時期まではっきり示しました。
デイリースポーツなど日本メディアも「後半戦に向けて左膝治療に専念」と一斉に報じています。

大谷さんは2021年から6年連続でオールスターに選ばれていて、辞退は今回が初めてです。
報道によると、今回はファン投票で両リーグ最多得票でした。
一番選ばれた選手が、一番大きな決断をした。
そんな夜になりました。

なぜ大谷翔平はオールスター辞退を決めたのか|左膝の経過を整理

大谷翔平の左膝の経過を3つのポイントで整理した図解

「膝の話、いつの間に?」

そう戸惑った方も多いと思います。
実は、今週ずっと話題だったのは右上腕二頭筋のほうでした。
3日(日本時間4日)のパドレス戦で違和感を訴え、直近の報道では「キャッチボールも通常通り」「全て順調」とされていたのです。

今回の理由は、それとは別の左膝でした。
中日スポーツによると、左膝の炎症は6月12日ごろに始まったものです。
その後のパイレーツ遠征で再び炎症が出て、ホワイトソックス戦を1試合欠場したことも報じられています。
つまり球団は、約1か月このひざと付き合いながら、出場を管理してきたことになります。

筆者は前職で記者をしていた頃、企業や球団の発表文を数え切れないほど読んできました。
その経験から言うと、悪い知らせを隠したい組織の声明は、理由も時期もぼかします。
今回は逆です。
「シリーズ後に処置をする」「後半戦に最高の状態で臨むため」と、手の内を全部見せている。
これは深刻な離脱の予告ではなく、計画的な管理の宣言だと筆者は受け止めました。

それでも、寂しいものは寂しいですよね。
私たちファンは、7月の祭典で投げて打つ大谷さんを、半分楽しみに夏を過ごしてきたのですから。

きょうの試合はどうなった?大谷翔平は打者として出場し21号

日本時間7月11日のダイヤモンドバックス戦の結果をまとめた図解

「じゃあ、きょうの試合はどうなったの?」

結論から言うと、大谷さんのバットが最高の返事をしてくれました。

試合は日本時間11日の午前11時10分に開始。
マウンドは大谷さんの代わりに救援投手をつなぐ、いわゆるブルペンデーで臨みました。
そして「1番・DH」で出場した大谷さんは、初回の第1打席でいきなり21号先頭打者ホームランを放ちます。

ここ、見逃せないポイントです。
大谷さんは7日(日本時間8日)に日本人初のメジャー通算300号を打ったばかり。
その絶好調のバットは、登板回避の日でも沈黙しませんでした。
試合そのものは3-9で敗れましたが、「膝は大丈夫なの?」という朝の不安への答えは、あの一振りで十分だったはずです。

筆者はきょう、朝からソファに正座して開始を待っていました。
「二刀流の日」が消えたのは残念でしたが、初回にレフトへ伸びていく打球を見た瞬間、コーヒーを持つ手が思わず止まりました。

ネットでも、受け止めはさまざまです。

「えっ、きょう先発じゃなくなったの?楽しみにしてたのに」

「オールスターに大谷がいないの、正直寂しすぎる」

「10月のために今治すなら大賛成。英断だと思う」

あなたは、どの声に一番近いでしょうか?

大谷翔平の後半戦はどうなる?オールスター辞退が持つ意味

大谷翔平の後半戦復帰までの道筋を示すステップ図

数字を一つだけ置かせてください。

防御率1.79。

報道によると、大谷さんは今季ここまで14試合に先発し、85回3分の2を投げてこの数字です。
9回を投げても2点取られない計算で、規定投球回まで約10イニングと迫っていました。
だからこそ「前半戦最後にもう1回」を、誰もが見たかったわけです。

でも、少し見方を変えてみます。
オールスター週間をまるごと治療と休養に充てられるのは、日程上、今しかありません。
祭典を1つ諦める代わりに、後半戦とその先の10月に、万全の二刀流を取り戻す。
これは離脱ではなく、10月への布石だと筆者は感じています。

思い返せば、大谷さんは二度の右肘手術から帰ってきた人です。
投げられない663日を越えて、今季の防御率1.79がある。
投げられない時間の使い方を、誰よりも知っている人なんです。
そう考えると、今回の1週間は、心配するより楽しみに待つほうが正解のような気がしませんか?

もう一つ、忘れてはいけない視点があります。
ドジャースは現在、61勝33敗でメジャー全体トップを走っています。
チームに余裕があるからこそ、エースの1週間を「未来への投資」に回せる。
この決断は、選手個人のためであると同時に、10月まで見据えた王者の戦い方でもあります。
米メディアの間では、防御率1.79の大谷さんをサイ・ヤング賞の有力候補に挙げる声も出ています。
その頂に万全で向かうための回り道だとしたら、この1週間はむしろ、物語の大事な1ページかもしれません。

よくある質問

大谷翔平はきょうの試合に出場しましたか?

はい。回避したのは投手としての登板のみで、「1番・指名打者」で出場し、初回に21号先頭打者ホームランを放ちました。
週末の残り2試合も、指名打者として出場する予定です。

オールスターの代替選手は決まっていますか?

現時点で公式な発表は確認できていません。
今後のMLB公式の発表を待ちましょう。

大谷翔平の次回登板はいつになりますか?

球団は「シリーズ後に左膝の処置を行い、後半戦に向けて最高の状態にする」と説明していますが、具体的な登板日は現時点で発表されていません。
続報が入り次第、当ブログでも追いかけます。

まとめ|祭典の1週間を、10月のための1週間に

大谷翔平さんのオールスター辞退ときょうの登板回避は、左膝の治療を優先するための決断でした。
週末は打者として出場し、シリーズ後に処置、目線はすでに後半戦です。

最多得票の主役がいない祭典は、確かに寂しい。
でも、6年連続で夏の祭典に出続けてきた人が初めて選んだ「休む」という選択を、私たちファンは信じて見守りたいところです。
後半戦、万全の二刀流が帰ってくる日を楽しみに待ちましょう。
筆者も全力で応援しています!

ところで最近、筆者は「大谷一本【日米野球】」というYouTubeチャンネルで、大谷さんがケガを乗り越えてきた日々を振り返る動画を見返していました。
投げられなかった時間に何を積み上げていたのかが丁寧に描かれていて、きょうの辞退のニュースを見たあとだと、沁み方がまるで違うんです。
「この人は休み方まで一流なんだ」と、思わず画面の前でうなずいてしまいました。
ファンなら、リハビリ明けの一球に沸いたあの日の気持ち、きっと思い出すはずです。
今回のニュースで不安になった方にこそ、見てほしい動画です。

▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

大谷翔平のオールスター辞退を象徴する静かなマウンドのイメージ

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