「鈴木誠也さんと今永昇太さん、二人ともカブスを離れることが決まったの?」
2026年オフのFA見通しで、移籍先の決定を示すものではありません。出典:MLB公式10月2日付記事、2026年10月8日確認。
2026年シーズンを終えた二人は今オフにフリーエージェント(FA)となる見通しですが、10月8日時点で移籍先が決定した、という話ではありません。
鈴木さんは5年契約の最終年、今永さんは昨オフに受け入れた1年契約を終えるという違いがあります。
同じFAの見出しでも、そこへ至る契約の経過は別です。
筆者は二人が同じチームでプレーする姿に愛着を感じますが、願望と確定情報を混ぜずに今後を追いたいと思います。
まず今年の働きと契約の仕組みを、公式記録で整理しましょう。
FAは移籍決定ではない。二人の契約の終点

移籍の話題が増えると、まだ交渉前でも行き先まで決まったように感じてしまいますね。
鈴木さんが2022年に結んだのは5年総額8500万ドルの契約で、対象は2022年から2026年でした。
今永さんは2025年11月に、2026年の1年2202万5000ドルのクオリファイング・オファー(QO)を受け入れて残留しました。
いずれも2026年を契約の区切りとして迎えています。
| 選手 | 2026年につながる契約 | 今回の区切り |
|---|---|---|
| 鈴木誠也 | 2022年開始の5年契約 | 5年目を終了 |
| 今永昇太 | 2025年オフに受諾したQOの1年契約 | 2026年の1年を終了 |
鈴木さんの契約は2022年の球団公式記事、今永さんの受諾は2025年11月の球団公式記事が根拠です。
FAは次の契約について交渉できる立場を表し、カブスとの再契約の可能性まで消える言葉ではありません。
どのチームが興味を示したかという報道と、契約が正式発表されたかも別です。
現段階で、二人の新しい背番号や所属球団を先に決めて紹介することはできません。
筆者は寂しさも感じますが、本人が次の環境を選ぶための時間として見守りたいと思います。
鈴木誠也は26本塁打、OPS.841で5年目を終えた

鈴木さんの今年を知るとき、本塁打数だけを見ていませんか?
2026年は143試合に出場し、545打数147安打、打率.270、26本塁打、86打点でした。
出塁率は.368、長打率は.473で、OPSは.841です。
四球は81あり、出塁の面でも記録が残っています。
| 鈴木誠也・2026年 | 成績 |
|---|---|
| 試合/打席 | 143/634 |
| 打率/出塁率 | .270/.368 |
| 本塁打/打点 | 26/86 |
| 四球/三振 | 81/155 |
| OPS | .841 |
OPSの.841は、出塁率.368と長打率.473を足した数字です。
本塁打が出る日だけでなく、四球で塁へ出る日も年間の攻撃に関わっていたことが分かります。
一方、この表だけで守備や走塁の価値をすべて評価することはできません。
また、来季の契約額をこのOPSから直接計算する決まった式があるわけでもありません。
各球団がどの守備位置を求めるか、何年の契約を提示するかなどによって交渉は変わります。
筆者は26本という見出しの横に81四球を置くと、鈴木さんの一年をもう少し丁寧に見られると感じます。
成績はMLB公式シーズンデータ、指標の意味はOPSの解説を参照してください。
今永昇太は32先発・174回1/3。QOを再度受けない違い

今永さんは少し前にも契約のニュースがあったため、またFAなのかと戸惑う方もいると思います。
昨オフに決まった残留は、2026年の1シーズンを対象とする契約でした。
今年は32試合すべてに先発し、11勝10敗、防御率3.77、174回1/3、174奪三振、37四球を記録しました。
| 今永昇太・2026年 | 成績 |
|---|---|
| 先発/投球回 | 32/174回1/3 |
| 勝敗 | 11勝10敗 |
| 防御率/WHIP | 3.77/1.10 |
| 奪三振/四球 | 174/37 |
| 被本塁打 | 35 |
長いシーズンを32回先発したことと、35本の本塁打を打たれたことは、どちらも評価する材料です。
勝ち星だけで一年を判断せず、登板数・投球回・四球・長打を受けた数まで見ると、強みと課題を分けられます。
数値はMLB公式の今永さんシーズン成績、投球指標はWHIPの見方で確認できます。
契約面では、QOを過去に受けた選手に、再びQOを提示することはできません。
今永さんは昨オフに受けているため、今回も同じQOを受ける流れにはなりません。
この条件はMLB公式のQO説明に記載されています。
これはカブスが通常の再契約を提案できないという意味ではなく、QOという制度の対象にならないという違いです。
契約の入口を知ると、同じFAという言葉でも昨年と今年で状況が違うことに納得できます。
今後のニュースは「関心」「合意」「正式発表」を分けて読む

毎日のように候補球団の名前が出る時期は、見出しだけで追うと疲れてしまいますね。
まず、球団が関心を持っているという報道は、条件が提示されたことや交渉がまとまったことと同じではありません。
次に、契約合意の報道が出た場合も、身体検査などを経て正式発表となるまでには段階があります。
最後に、球団や選手側から正式発表された内容で、契約年数や所属を確認します。
この順番を知っておくと、新しい情報が何を一つ進めたのかが分かりやすくなります。
| 報道の言葉 | 読み取れること |
|---|---|
| 関心・候補 | 行き先の決定ではない |
| 合意報道 | 報道された条件を確認し正式発表を待つ段階 |
| 球団の正式発表 | 所属や公表条件を確認する段階 |
今回の記事で確認しているのは、二人が契約の区切りを迎え、今オフのFAへ向かうというところまでです。
現在地はMLBの10月2日付公式記事でも伝えられています。
仕事の合間にニュースを見る方は、記事の日付と、情報が記者の見通しなのか球団発表なのかを最初に確認してみてください。
2025年の契約記事は今回の背景として役立ちますが、2026年オフの新しい決定として読むことはできません。
予想に一喜一憂する楽しさを残しつつも、二人が選んだ答えを正式に知る瞬間を大切にしたいです。
関連テーマを調べる際は、日本人メジャーリーガーの記事ガイドもご利用ください。
よくある質問
二人とも退団が決まった?
移籍先や退団確定をこの記事で伝えているわけではありません。
FA後に同じ球団と再契約することもあります。
今永昇太はまたQOを受ける?
一度QOを受けた選手は再度対象にならないため、昨オフと同じ流れにはなりません。
今年の成績はポストシーズン込み?
この記事の143試合、32先発などはレギュラーシーズンの記録です。
契約額の予想は確定情報?
予想額は正式な契約条件ではありません。
報道元と発表段階を確認してください。
まとめ
鈴木さんは5年契約、今永さんはQOで結んだ1年契約を終え、今オフのFAへ向かいます。
二人の来季を考える材料は、今年の成績と、異なる契約の経過です。
あなたは同じユニホームでの再会を望みますか、それとも新しい挑戦も見てみたいですか?
どちらになっても、本人が力を発揮できる環境でプレーする姿を楽しみにしています。
次の所属が正式に決まるまで、二人の選択を見守りましょう!
オフの話題から日本人選手の歩みを振り返りたい方には、大谷一本【日米野球】も紹介します。
移籍の見出しだけでなく、選手がどんな一年を積み重ねたのかにも目を向けて楽しんでください。

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