大谷翔平さんの左膝は、水を抜いていませんでした。
「え、ずっと水抜きって報じられていたよね?」
そう思った方、その記憶は正しいです。
筆者も昨日まで、そう書いてきました。
ロバーツ監督が明かした治療の中身は、これまで伝えられてきた話と逆だったのです。
この記事では、大谷翔平さんの膝に行われた治療の正体と、復帰登板までの道筋、手術の可能性、そして今日の後半戦初戦の情報をまとめてお届けします。
大谷翔平の膝に行われた治療の正体|水抜きではなく潤滑剤「オルソビスク」の注射でした
米メディアや日本メディアの報道によると、ロバーツ監督は17日(日本時間18日)、大谷さんの左膝についてこう説明しました。
オールスター休みの間に受けたのは「オルソビスク」と呼ばれる潤滑剤の注射治療で、関節液の吸引、つまり水を抜く処置は行っていない、という内容です。
「水を抜いた」と伝えられてきた話とは、まるで逆です。
正直、筆者はこの見出しを二度見しました。
今朝、ベランダの植木に水をやりながら速報を開いたのですが、あまりに予想外で、じょうろを持つ手が止まったほどです。
オルソビスクは、ヒアルロン酸を主成分とする関節用の注射剤とされています。
関節の滑りを補って痛みを和らげる目的で、整形外科の治療として広く使われているものです。
ここで少し、意味を翻訳させてください。
水抜きは、たまってしまった関節液を抜く、いわば引き算の処置です。
一方、潤滑剤の注射は、動きを滑らかにする成分を関節に足す、足し算の治療です。
抜くのではなく、足していた。
同じ「膝の治療」でも、受け取る印象がずいぶん変わらないでしょうか?
報道によると、大谷さんは12日(日本時間13日)の前半戦最終戦の後にこの治療を受け、その後4日間は投球を止めて薬の浸透を促したそうです。
ロバーツ監督は「膝の痛みがいくらか和らぐことを期待している」と話したと伝えられています。
行き当たりばったりの応急処置ではなく、日付から逆算して薬を効かせる計画的な治療。
筆者は前職で記者をしていた頃、けがと付き合いながら戦うアスリートを何人も取材しましたが、治療の中身がここまで具体的に語られると、かえって安心するものです。
大谷翔平の復帰登板はいつ?キャッチボール再開から日本時間23日フィリーズ戦へ
「で、いつ投げるの?」
いちばん知りたいのは、ここですよね?
報道によると、復帰までの道筋はこう示されています。
まず、ヤンキース3連戦は指名打者(DH)として試合に出ながら、キャッチボールを再開します。
順調なら数日中にブルペン、つまりマウンドと同じ形の投球練習へ進みます。
そして早ければ現地22日、日本時間23日のフィリーズ戦で、投手としてマウンドに戻る見込みだといいます。
昨日までは、米メディアの分析から「23日が有力」という段階でした。
今回は、指揮官自身の口から復帰までの手順が語られた形です。
予定が「観測」から「道筋」に変わった瞬間だと、筆者は受け止めました。
今後の二刀流の起用については「彼の膝の状態次第」とした上で、登板間隔を空けるなどの負担軽減策をこれまで以上に準備していると強調したと報じられています。
あなたも、体調を崩したあとに、いきなり全力で走ったりはしないはずです。
キャッチボールから段階を踏むこの慎重さは、10月まで投げ抜くための助走だと筆者は解釈しています。
詳しい先発ローテーションの流れは、ヤンキース3連戦の先発発表の記事でも整理しています。
手術は「まずない」|膝への一番の不安に、監督がはっきり答えました
ファンの心のどこかに、ずっと引っかかっていた言葉があります。
「手術」です。
「もしオフに手術なんてことになったら、来季はどうなるの?」
そんな不安を抱えていた方も多いはずです。
実は、筆者もその一人でした。
この点についてロバーツ監督は、オフシーズンに手術する可能性を「まずない」と否定したと報じられています。
胸をなで下ろした、というのが正直な気持ちです。
ここで、思い出してほしい数字があります。
報道によると、大谷さんの前半戦は、投手として14試合で8勝2敗、防御率1.79。
打者としては92試合で打率.293、22本塁打、58打点、OPS.952はリーグ3位です。
この成績は、膝と付き合いながら積み上げたものです。
では、膝が万全に近づいたら、どうなってしまうのでしょうか?
前職の記者時代の感覚で言うと、指揮官はけがについて言葉を選び、断言を避けるのが普通です。
その中で「まずない」とまで言い切った。
筆者はここに、検査結果と回復への確かな手応えがにじんでいると感じました。
あなたの職場でも、上司が「大丈夫、心配ない」と言い切ってくれた時の安心感は、格別ではないでしょうか?
今日は1番DHで後半戦初戦へ|佐々木朗希さんの4勝目にも注目です
そして今日、日本時間18日の朝8時5分から、後半戦初戦のヤンキース戦が始まります。
この記事を読んでいる頃には、まもなくプレーボールかもしれません。
報道によると、大谷さんは「1番・指名打者」で先発出場します。
前半戦最終戦で22号を放っており、2試合連続となる23号にも期待がかかります。
先発マウンドに上がるのは、佐々木朗希さんです。
今季はここまで16登板で3勝5敗、防御率5.33。
前回8日(日本時間9日)のロッキーズ戦では6回4安打3失点と試合を作りましたが、勝ち負けは付きませんでした。
白星は5月23日(同24日)以来で、約2か月ぶりの4勝目がかかります。
相手の先発には、サイ・ヤング賞右腕のコールさんが見込まれています。
この投手対決の物語は、佐々木朗希さん対コールさんのプレビュー記事で深掘りしていますので、試合前にぜひどうぞ。
ネットでは、こんな趣旨の声が上がっています。
「水抜きじゃなくて潤滑剤の注射だったのか。ちゃんと説明してもらえると安心する」
「手術はまずない、の一言で夏を乗り切れる」
「膝を治しながら1番DHって、やっぱり規格外」
三連休の中日、朝ごはんを食べながらの観戦にはぴったりの時間です。
あなたは今日、どこで初戦を見届けますか?
よくある質問|大谷翔平さんの膝と復帰登板
Q. 水抜きと潤滑剤注射は、何が違うのですか?
水抜きは、関節にたまった関節液を針で抜く処置です。
一方、今回報じられた潤滑剤注射は、ヒアルロン酸系の成分を関節に足して滑りを助ける治療とされています。
方向性がまったく違う治療ですので、気になる方は医療機関の公式情報もあわせてご確認ください。
Q. 大谷さんが次に投げるのはいつですか?
報道によると、早ければ日本時間23日のフィリーズ戦が見込まれています。
ただし球団の正式発表はこれからで、膝の状態次第で変わる可能性があります。
Q. 今日の試合は何時から始まりますか?
番組表によると、日本時間18日の朝8時5分開始予定です。
19日は朝9時8分、20日は朝8時20分の開始予定となっています。
3連戦全体の見どころはドジャース対ヤンキース2026の解説記事にまとめています。
まとめ|抜くのではなく足す治療で、23日のマウンドへ
最後に、今日のポイントを整理します。
- 左膝の治療は水抜きではなく、潤滑剤「オルソビスク」の注射だったとロバーツ監督が説明(報道による)
- DH出場を続けながらキャッチボール、ブルペンと段階を踏み、早ければ日本時間23日フィリーズ戦で登板復帰の見込み
- オフに手術する可能性は「まずない」と監督が否定
- 今日の後半戦初戦は1番DHで出場、先発は4勝目を目指す佐々木朗希さん
「水を抜いた」という言葉には、どこか消耗のイメージがありました。
でも実際に行われていたのは、膝の滑りを取り戻すための足し算でした。
薬が静かに浸透していた4日間も、大谷さんの中では23日への準備が進んでいたのだと思うと、胸の奥が温かくなります。
まずは今日、1番打者としての第1打席から一緒に見届けましょう。
後半戦も全力で応援しています!
ところで、膝のニュースで少し心配になった日、筆者はYouTubeチャンネル「大谷一本【日米野球】」の復活劇まとめを見ることにしています。
先日見たのは、右肘の手術からマウンドに戻るまでの日々を追った回でした。
派手な名場面よりも、無人のグラウンドで黙々と体を作る場面が長くて、気づけば正座して見ていました。
けがのたびに強くなって帰ってくる大谷さんの歩みを知っていると、今回の膝のニュースも怖くなくなります。
ファンなら、復帰初戦の1球目で込み上げてくるあの気持ち、分かりますよね。
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/
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