「山本由伸さんの10奪三振、どこがそんなに良かったの?」
NLDS第3戦の投球を伝えるオリジナル画像。出典:MLB公式第3戦記録、2026年10月8日確認。
日本時間10月7日のブレーブス戦で、山本さんは7回4安打1失点、10奪三振、1四球の投球を見せました!
ドジャースは3対1で勝利し、翌8日には地区シリーズ突破を決めています。
すでにチームが次へ進んだ今だからこそ、第3戦の価値を奪三振数だけで終わらせずに見ておきたいですね。
この記事ではMLB公式の1球速報を集計し、98球の配分、五回の満塁、そして六・七回の6人連続アウトを追います。
筆者が特にぐっときたのは、完璧でなくなった後に投球を崩さなかったところです。
7回10奪三振、でも98球に収まった

三振が多い投手は、そのぶん球数も増えるイメージがありませんか?
この日の山本さんは26人の打者に98球を投げ、7回の21アウトのうち10個を三振で取りました。
被安打は4、与四球は1で、被本塁打と死球はともに0です。
| 項目 | 第3戦の記録 |
|---|---|
| 投球回 | 7回 |
| 球数/打者数 | 98球/26人 |
| 安打/四球 | 4/1 |
| 失点/自責点 | 1/1 |
| 奪三振 | 10 |
単純平均では1回あたり14球、打者1人あたり約3.8球です。
この平均は各回の苦しさを均した数字なので、毎回同じように楽に投げたことを意味しません。
それでも、三振を奪いながら七回まで届いたことは、先発の仕事として大きいですね。
先発の投球を回数と自責点から見る指標については、クオリティスタートの条件も参考になります。
記録上の21アウトは、三振10個と、それ以外のアウト11個に分かれます。
つまり、全員から三振を狙わなければ成立しない投球ではなく、守備で取るアウトも合わせて長い回を進めた試合でした。
筆者は、派手な10という数字と、98球で終えた管理の両方に頼もしさを感じます。
投球成績はMLB公式第3戦記録が出典です。
98球の中身は6球種。最多はフォーシーム33球

代名詞のスプリットに注目しがちですが、投じた球数の順番は少し違いました。
公式1球速報の球種分類を集計すると、この日の最多はフォーシーム33球で、次がスプリット28球でした。
ほかにカーブ15球、カットボール12球、シンカー6球、スライダー4球があります。
| 球種 | 球数 | 98球に占める割合 |
|---|---|---|
| フォーシーム | 33 | 33.7% |
| スプリット | 28 | 28.6% |
| カーブ | 15 | 15.3% |
| カットボール | 12 | 12.2% |
| シンカー | 6 | 6.1% |
| スライダー | 4 | 4.1% |
球数の合計は98で、割合は小数第1位に丸めています。
フォーシームとスプリットを合わせると61球、全体の約62.2%です。
残る37球も約4割あるため、二つの球だけを投げ続けた試合ではありません。
ただし、投球数が多い球種ほど効果が高かった、とこの表だけで判断することはできません。
空振りを狙ったのか、見せ球だったのか、打ち取る意図だったのかは、カウントやコースも見なければ分からないからです。
筆者はこうして配分を確かめると、代名詞の球に目を奪われながらも、その前後の球を見たくなります。
仕事の合間にハイライトを見返す方も、最後の1球だけでなく、その打席の最初の1球から追うと違う発見がありますよ。
球種別の数字はMLB公式1球速報から当記事で集計したものです。
最大の山場は五回。満塁を1点で止めた

この日の一番大切な場面を選ぶなら、最後の10個目の三振でしょうか?
筆者は、五回の一死満塁から残る二つのアウトを取った場面を挙げたいです。
この回は先頭から連打を浴び、内野フライで一死とした後に四球を与えました。
ここで塁がすべて埋まり、打席にはドレイク・ボールドウィンさんを迎えます。
ボールドウィンさんの一塁ゴロの間に1点を失いましたが、続くロナルド・アクーニャJr.さんを二塁ゴロに打ち取りました。
| 五回の流れ | 状況 |
|---|---|
| 連打 | 無死一・二塁 |
| 内野フライ | 一死一・二塁 |
| 四球 | 一死満塁 |
| 一塁ゴロ | 1失点、二死二・三塁 |
| 二塁ゴロ | 追加点を許さず終了 |
三振で切り抜けた回ではありません。
それでもゴロでアウトを増やし、相手に入った点を一つにとどめたことで、3対1のリードを守りました。
ここに、奪三振のハイライトだけでは伝わりにくい試合運びがあります。
読者の方も、失点が付くと一気に不安になることがありませんか?
失点そのものに加えて、その後にどこで止まったかを見ると、投球の評価は変わります。
山本さんの心の中までは分かりませんが、公式記録にはこの順番がはっきり残っています。
この一度崩れかけた回を終わらせたことに、胸をなで下ろすような強さを感じます。
六・七回は6人で終了。次の登板は発表を待つ

大きなピンチの直後こそ、次の回の入り方を見ておきたいところです。
山本さんは六回を三振、外野フライ、内野ゴロの3人で終えました。
七回も内野のファウルフライと2三振で3人を退け、この日の投球を終えています。
五回に出した走者をきっかけに、次の回も走者をためる展開にはなりませんでした。
七回終了までで21アウトを取り、残りは6アウトです。
試合の公式記録では、八回をタナー・スコットさん、九回をエドウィン・ディアスさんが担当しました。
先発が七回まで投げると、後続の投手が担当する範囲は二つのイニングに絞られます。
それが必ず翌日の勝利に直結するとはいえませんが、後半の起用を組み立てやすい形だったとは読めます。
チームは翌日の第4戦も勝ち、次はブルワーズとのNLCSです。
この記事の時点で、山本さんの次回先発日は正式発表として確認できていません。
NLCSの先発順については、球団が発表した内容を確認してから更新します。
次も10奪三振を求めるより、必要なアウトを必要な場面で取る姿を期待しています。
次の登板を待つあなたも、三振数だけでなく、ピンチの後の一回に注目してみませんか?
年間の成績と合わせて読みたい方には、山本由伸さんの2026年成績も用意しています。
出典・記録の確認先
成績表で気になった略語や計算方法は、野球の指標一覧から確認できます。
よくある質問
何球投げた?
98球です。
公式1球速報の6球種の合計とも一致します。
五回の1点はホームラン?
本塁打ではなく、一死満塁からの一塁ゴロの間に入った得点です。
山本由伸は第4戦にも投げた?
第4戦には登板していません。
次回はいつ?
NLCSの先発順は公式発表を確認してから判断してください。
まとめ
山本さんの第3戦は、7回1失点10奪三振という結果に、98球の配分とピンチ後の6人連続アウトが重なった投球でした。
奪三振の迫力と、ゴロで被害を止める落ち着きの両方が記録から見えてきます。
あなたなら、この日のどのアウトをもう一度見たいですか?
五回最後の二塁ゴロから六回へつながる流れを選びます。
次の大舞台でも、山本さんが一つずつアウトを積み重ねる姿を楽しみにしています!
山本さんや大谷さんをきっかけに日本人メジャーリーガーを動画でも追いたい方へ、大谷一本【日米野球】を紹介します。
数字で気になった場面を映像でも探すと、一つの三振の見え方が変わりますね。

コメント