ブレイク・スネルとは?ドジャースでの成績・経歴・契約と大谷翔平との関係

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ブレイク・スネルさんはドジャースの左の先発投手で、2026年のレギュラーシーズンは9先発で4勝1敗、防御率1.90でした。

両リーグでサイ・ヤング賞を取った投手で、2024年11月にドジャースと5年1億8200万ドルの契約を結んでいます。

この記事では、2026年10月19日時点の成績と球種、2度のサイ・ヤング賞を含む経歴、契約と年俸の考え方、ポストシーズンでの働き、2027年の見どころが分かります。

「スネルさんって、そんなにすごい投手なの?」

けがで投げた試合が少なかった分、その実力が見えにくかった方も多いはずなので、数字から確かめていきましょう!

目次

ドジャース・スネルの成績2026と球種

4シーム、49.5%、カーブ、21.9%、チェンジアップ、17.8%、スライダー、10.8%
2026年9試合741球の約半分が4シーム。MLB公式の各試合投球データを集計、2026年10月19日確認。

2026年10月19日時点で、スネルさんのレギュラーシーズン成績はMLB公式の投手成績で9先発、42回2/3、4勝1敗、防御率1.90、55奪三振、16四球です。

防御率は9回を投げた時に取られる自責点の目安で、1.90なら9回で2点取られない投手ということです。

先発が9試合しかないのは、MLB公式の登録記録のとおり、3月22日にさかのぼって左肩の疲労で負傷者リストに入り、5月12日にさかのぼって左ひじの遊離体で再び離れたためです。

遊離体は、ひじの中にはがれた骨や軟骨のかけらが入り込むもので、投げる時の痛みの原因になります。

MLB公式の8月12日の記事によると、スネルさんはかけらを取り除く手術を受け、8月11日のロイヤルズ戦で戻ってきました。

その試合は6回を3安打1失点、10奪三振で、最初の10人を続けてアウトにしています。

勝ち負けはつきませんでしたが、延長10回にマックス・マンシーさんがサヨナラ打を決め、5対4で勝ちました。

記事によると、マンシーさんはこの投球を、自分たちが見慣れたスネルさんの姿だと評しています。

同じ2026年には、エドウィン・ディアスさんも、ドジャースの登録記録で4月20日に右ひじの遊離体で負傷者リストに入っていて、同じ悩みを抱えた投手がチームに2人いた1年でした。

球種と球速は、MLB公式のBaseball Savantに載る2026年の投球データを筆者が集計した数字です。

2026年の球種(MLB公式の分類)球数割合平均球速最速
4シーム(直球)36749.5%96.0マイル(約154.5キロ)98.6マイル(約158.7キロ)
カーブ16221.9%79.9マイル(約128.6キロ)84.2マイル
チェンジアップ13217.8%84.8マイル(約136.5キロ)88.3マイル
スライダー8010.8%88.8マイル(約142.9キロ)92.5マイル

合計は741球で、ほぼ2球に1球が直球、残りをカーブ、チェンジアップ、スライダーで散らす組み立てです。

直球とカーブの平均の差は約26キロもあり、同じ腕の振りから全く違う速さの球が来るので、打者はタイミングを合わせにくいんですよね。

筆者は8月の復帰戦の記事を読んだ時、最初の10人を続けてアウトにしたという一文で、思わず画面に向かって、おかえりなさいとつぶやいてしまいました。

あなたも、長く待った人が元気に戻ってきた瞬間、胸がふっと軽くなった経験があるのではないでしょうか?

スネルの経歴(サイ・ヤング賞2回)

2011年、1巡目指名、2018年、ア・リーグ受賞、2023年、ナ・リーグ受賞、2024年8月、無安打無得点、2024年11月、ドジャースへ
受賞はサイ・ヤング賞。ドラフトからドジャース加入までの歩み。出典:MLB公式、2026年10月19日確認。

スネルさんはMLB公式の選手情報によると1992年12月4日生まれで、ワシントン州シアトル出身、身長6フィート4インチ(約193センチ)の左投げ左打ちです。

MLB公式の記事によると、2011年のドラフト1巡目でレイズに指名され、2016年4月23日にメジャーデビューしました。

球団の発表によると、2018年はメジャー最多の21勝、ア・リーグ1位の防御率1.89で、初めてサイ・ヤング賞に選ばれています。

2023年はパドレスでメジャー1位の防御率2.25、234奪三振を記録し、30票中28票の1位票を集めて2度目の受賞でした。

両リーグでのサイ・ヤング賞は、マックス・シャーザーさん、ランディ・ジョンソンさん、ペドロ・マルティネスさんたちに続く、メジャー史上7人目です。

サイ・ヤング賞は、その年に各リーグで最も優れた投手に贈られる賞のことです。

所属と年ごとの成績、主な出来事を1枚の表にまとめると、次のとおりです。

年球団先発勝敗防御率投球回奪三振受賞・移籍・契約・けが
2016レイズ196勝8敗3.5489回984月23日にデビュー
2017レイズ245勝7敗4.04129回1/3119なし
2018レイズ3121勝5敗1.89180回2/3221サイ・ヤング賞(ア・リーグ)
2019レイズ236勝8敗4.29107回147なし
2020レイズ114勝2敗3.2450回63ワールドシリーズ第6戦に先発
2021パドレス277勝6敗4.20128回2/3170パドレスへ
2022パドレス248勝10敗3.38128回171なし
2023パドレス3214勝9敗2.25180回234サイ・ヤング賞(ナ・リーグ)
2024ジャイアンツ205勝3敗3.12104回1458月2日にノーヒットノーラン・11月にドジャースと契約
2025ドジャース115勝4敗2.3561回1/372左肩で長く離脱・世界一
2026ドジャース94勝1敗1.9042回2/355左肩と左ひじで離脱

表の成績はMLB公式の年別成績の数字で、2026年分は2026年10月19日時点のレギュラーシーズンの最終値です。

ドジャースが2025年に世界一を連覇したことは、MLB公式の2026年10月9日の記事でも紹介されています。

2024年はジャイアンツで、MLB公式の記事によると8月2日のレッズ戦で11奪三振のノーヒットノーランを達成し、これがメジャーで初めての完投でした。

同じ記事は、契約発表時点でスネルさんが通算9イニングあたり11.2奪三振を記録していたと伝えています。

筆者は前職で賞の現場を取材していた頃、受賞者の経歴を何度も読み込みましたが、両リーグで頂点に立った名前の並びにスネルさんが入っているのを見ると、今でも鳥肌が立ちます。

私たちファンも、そんな投手がドジャースのユニフォームでマウンドに立っていることを、もっと自慢していいのかもしれませんね。

スネルの契約と年俸(ドジャースと5年1億8200万ドル)

5年総額、1億8200万ドル、単純な年平均、3640万ドル
総額を5等分した単純平均で、各年の現金支払額や税務上の評価額とは区別する。出典:MLB公式の契約発表、2026年10月19日確認。

スネルさんは2024年11月30日、球団の発表によるとドジャースと5年1億8200万ドルの契約に合意しました。

MLB公式の記事によると、契約金が5200万ドルと大きく、後払いのお金も含まれています。

総額を5で割った単純平均で考えると、1年あたり3640万ドルになります。

同じ記事によると、スネルさんはドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長と、レイズにドラフトされた時以来の再会でもありました。

入団の時点で、スネルさんが加わるローテーションには山本由伸さん、タイラー・グラスノーさん、そして大谷翔平さんが並ぶと紹介されています。

ESPNの2024年12月3日の記事によると、スネルさんは入団会見で、ドジャースを選ぶ決断はとても簡単だったと話しました。

同じ記事によると、スネルさんは打線の上位3人を相手にするのは大変で、その打者たちが味方として打ってくれるのはわくわくすると語っています。

記事は、この上位3人を、大谷さん、フレディ・フリーマンさん、ムーキー・ベッツさんのことだと説明しています。

大谷さんの歩みは大谷翔平のプロフィールの記事、ドジャースの選手と大谷さんとの関係はドジャースの選手と大谷翔平の記事でまとめています。

筆者は経済メディアの記者時代、契約金と後払いを組み合わせた大型契約の記事をいくつも書きましたが、マウンドで戦った相手の打線の強さが決め手の一つになるのは、野球ならではで面白いと感じます。

あなたも、手ごわいライバルだった人と同じチームになれたら、心強く感じるのではないでしょうか?

ドジャースのスネル・ポストシーズンでの働き

2025年10月6日、6回無失点、2025年10月13日、8回無失点、2026年10月5日、3回2/3・1失点、2026年10月14日、6回4失点
ポストシーズンの主な登板を現地日付で整理。WSはワールドシリーズ。出典:MLB公式の登板記録、2026年10月19日確認。

スネルさんはドジャースでの最初のポストシーズンとなった2025年に、MLB公式の登板記録で次のような先発を重ねました。

ドジャースでのポストシーズン(2026年10月19日時点・地区シリーズまで)相手投球回安打自責点奪三振
2025年 ワイルドカードレッズ7回429
2025年10月6日 地区シリーズフィリーズ6回109
2025年10月13日 リーグ優勝決定シリーズ第1戦ブルワーズ8回1010
2025年 ワールドシリーズ第1戦ブルージェイズ5回854
2025年 ワールドシリーズ第5戦ブルージェイズ6回2/3657
2026年10月5日 地区シリーズ第2戦ブレーブス3回2/3315

MLB公式の2025年10月13日の記事によると、最初の2先発は13回で2失点、18奪三振という内容でした。

リーグ優勝決定シリーズ第1戦では、8回を1安打無失点、10奪三振、無四球に抑えています。

このシリーズは、MLB公式の記事によると、スネルさん、山本さん、グラスノーさん、大谷さんが先発を分担し、ドジャースは各試合の総失点を1点に抑えてブルワーズに4連勝しました。

第4戦では大谷さんが投げては6回無失点、10奪三振、打っては3本塁打という、記事が史上最高かもしれないと書くほどの活躍を見せています。

スネルさんが第1戦で作った流れを、第4戦の大谷さんが締めくくった形です。

ワールドシリーズでは2先発でどちらも5失点と苦しみましたが、第7戦は救援でマウンドに上がり、ドジャースは世界一を連覇しました。

2026年は、MLB公式の登板記録で地区シリーズ第2戦に先発し、3回2/3を3安打1失点、5四球5奪三振でした。

試合はMLB公式の日程と結果で2対3の負けでしたが、ドジャースは3勝1敗でブレーブスを破っています。

MLB公式の10月9日の記事は、9月中旬に左脚の付け根の張りが出たため、この試合は2週間半で3度目の登板で、投球に少し鈍さが見えたと伝えています。

リーグ優勝決定シリーズから先の登板は、MLBポストシーズン2026の日程の記事で日ごとに追っています。

スネルさんとドジャースには、意外な縁があります。

MLB公式の記事によると、スネルさんの最も有名なポストシーズンの登板は、2020年のワールドシリーズ第6戦のドジャース戦です。

レイズの先発として5回1/3を圧倒しながら途中で降板し、その後にドジャースが逆転して3対1で勝ち、1988年以来の世界一を決めました。

あの夜、ドジャースの世界一を相手のベンチから見届けた投手が、5年後にはドジャースの一員として世界一の輪の中にいたわけです。

筆者はこの縁を知った時、野球の神様の脚本の上手さに、しばらく画面から目が離せませんでした。

あなたなら、かつて自分が悔しい思いをした相手のユニフォームを着て、同じ舞台に立てますか?

公式記事が伝える投球内容や反応を踏まえ、ファンの気持ちを代弁すると、こんな声になります!

「ひじの手術明けで最初の10人を連続アウト、スネルやっぱりすごい」

「2020年に降ろされたスネルがドジャースで世界一って、ドラマすぎて知らなかった」

「リーグ優勝決定シリーズで8回1安打無失点、両リーグのサイ・ヤング賞は伊達じゃない」

筆者も同じで、けがを何度越えても大舞台で腕を振るスネルさんを、心から頼もしく思います。

MLB公式のシリーズ総括のとおり、ドジャースはリーグ優勝決定シリーズで4連敗し、2026年の戦いを終えました。

リーグ優勝決定シリーズの登板も振り返りましょう。

2026年10月19日に確認したMLB公式の登板記録によると、10月14日のリーグ優勝決定シリーズ第3戦では、6回を4安打4失点、9奪三振、2四球でした。

ドジャースのスネル・2027年の見どころ

2026年3月、左肩の疲労、2026年5月、左ひじの遊離体、2026年8月11日、復帰・10奪三振、2026年9月、左脚の張り
本文の出典に基づく時系列。出典:MLB公式、2026年10月19日確認。

2027年の一番の見どころは、スネルさんがドジャースに来て初めて、1年を通してローテーションを守れるかどうかです。

2025年は11先発、2026年は9先発と、ドジャースでの2年間はどちらもけがで投げられない時期が長くなりました。

MLB公式の8月12日の記事によると、スネルさんはひじの手術の後、腕の感覚はここ何年かで一番良いと話しています。

まずは登板を重ね、その中で両リーグのサイ・ヤング賞に輝いた投球をどこまで発揮できるか、見守りたいですね。

故障に悩んだのはスネルさんだけではなく、ドジャースの2026年の登録記録では、捕手のウィル・スミスさんの故障が首の炎症で、6月8日にさかのぼって負傷者リストに入り、9月1日まで戻れませんでした。

トミー・エドマンさんも、右足首の手術からの回復で6月16日まで離れています。

一方で、2025年まで同じ左腕として投げたクレイトン・カーショーさんは、MLB公式の記事のとおり2025年限りで引退しました。

左の先発としてのスネルさんの存在感は、2027年にいっそう大きくなるはずだと筆者は考えています。

MLB公式の選手成績(2026年10月19日時点)によると、左腕のスネルさんが降りた後を、同じ左腕のアレックス・ベシアさんや25セーブのタナー・スコットさんがつなぎました。
2027年に誰がどの役割を担うかは、今後の編成と起用を見ていきたいですね。

締め切り前の原稿を開く前に予告先発の欄をのぞいて、スネルさんの名前を見つけた日は、筆者はその日一日、少しだけ背筋が伸びる気がします。

あなたも、2027年の開幕ローテーションにスネルさんの名前が並ぶ日を、心待ちにしているのではないでしょうか?

よくある質問

スネルさんの背番号は何番ですか?

ドジャースでの背番号は7番です。

スネルさんはサイ・ヤング賞を何回取っていますか?

2018年のレイズ時代と2023年のパドレス時代の2回で、両リーグでの受賞はメジャー史上7人目です。

スネルさんの契約はいつまでですか?

2024年11月に結んだ5年1億8200万ドルの契約で、2026年10月時点では2029年まで続く計算です。

スネルさんの年俸はいくらですか?

契約総額を5で割った単純平均は、1年あたり3640万ドルです。

その総額の中には、MLB公式の記事で5200万ドルと伝えられた契約金も含まれています。

エリカのひとこと

スネルさんの1年を数字で追うと、どうしても投げられなかった期間の長さが目に入ってしまいます。

それでも、マウンドに戻るたびに三振の山を築く姿は、待った分だけのご褒美のようでした。

2027年は、待つ時間より投げる姿を見る時間のほうが、ずっと長い1年になってほしいです。

まとめ

ブレイク・スネルさんの2026年は、けがから戻って9先発で4勝1敗、防御率1.90でした。

2018年と2023年に両リーグでサイ・ヤング賞を取り、2024年11月にドジャースと5年1億8200万ドルの契約を結んでいます。

2025年のリーグ優勝決定シリーズでは、8回1安打無失点で第1戦を支えました。

2020年にドジャースの世界一を相手のベンチから見た左腕は、今ではドジャースの世界一を支える左腕です。

2027年こそ、けがなく1年を投げ抜くスネルさんを応援しています!

大谷翔平さんとドジャースの記事の入口は、大谷翔平・MLBガイドにまとめています。

スネルさんの受賞歴を並べながら頭に浮かんだのが、大谷一本【日米野球】の【大谷翔平】注目の怪物23歳ミジオロウスキーとの笑顔の交流に感動!「憧れの選手と話せて最高」MLBレジェンドも語る大谷の真の価値とは?です。

23歳の若い投手が大谷さんと笑顔で言葉を交わす場面と、レジェンドが語る大谷さんの真の価値という二つの切り口が1本に入っていて、投手の目に大谷さんがどう映っているのかが分かるところが気に入っています。

題名にある『MLBレジェンド』が誰なのかを確かめたくて、筆者は最後まで一気に見てしまいました。

投手の目に映る大谷さんを知りたい方に、筆者からの一推しです!

▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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この記事を書いた人

エリカ(ペンネーム)。Tiramisù Box で、大谷翔平さんとMLBの記事の語り手を担当しています。試合日程・ルール・記録の数字を、野球に詳しくない人にも分かる言葉で届けるのが役目です。記事の作り方は「編集方針」のページをご覧ください。最近は、大谷翔平さんの挑戦や人柄を伝えるYouTubeチャンネル大谷一本【日米野球】も楽しんでいます。

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