ドジャースのムーキー・ベッツさんは遊撃手で、2026年は123試合で23本塁打・69打点を記録しました。
右翼で実績を残したベッツさんは遊撃手へ転向。出典:MLB Stats API年度別守備記録、2026年10月18日確認。
2018年のMVPに輝き、2032年までの12年契約を結んでいます。
この記事では、ベッツさんの2026年の成績・経歴・契約と、大谷さんとの関係が1本で分かります。
「元MVPのベッツさんって、今のドジャースでどんな役割なの?」
その答えを、数字と出来事の順にたどっていきましょう!
ベッツの成績2026と役割(ドジャースで遊撃手に転向)

2026年10月18日時点で、MLB公式のデータ(Stats API)に載っているベッツさんのレギュラーシーズン成績は、123試合・528打席で打率.257・23本塁打・69打点です。
出塁率は.326、長打率は.454、2つを足したOPSは.780で、三振58個に対して四球47個と、選球眼の良さは健在でした。
出場が123試合にとどまったのは、公式の選手異動の記録のとおり、4月5日に右わき腹を痛めて負傷者リストに入り、5月11日まで離れていたからです。
月ごとの波は、月別の公式成績を並べるとはっきりします。
| 月 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3月 | 5 | 19 | 3 | 1 | 5 | .158 | .606 |
| 4月 | 3 | 9 | 2 | 1 | 2 | .222 | .920 |
| 5月 | 17 | 70 | 14 | 4 | 9 | .200 | .650 |
| 6月 | 26 | 107 | 31 | 5 | 12 | .290 | .816 |
| 7月 | 22 | 83 | 17 | 2 | 8 | .205 | .580 |
| 8月 | 27 | 101 | 26 | 3 | 11 | .257 | .714 |
| 9月 | 23 | 89 | 30 | 7 | 22 | .337 | 1.112 |
| 合計 | 123 | 478 | 123 | 23 | 69 | .257 | .780 |
7月にはOPS.580まで落ち込みましたが、9月は打率.337・7本塁打・22打点、OPS1.112と、1年で一番の月にしてシーズンを締めくくりました。
役割の面では、ベッツさんは今や遊撃手です。
2026年の守備の公式記録では、遊撃で122試合(先発120試合)を守り、失策は9個、守備率は.977でした。
年度別の守備の記録を見ると、2023年までは右翼が中心で、2024年に遊撃で65試合、2025年には遊撃で148試合と、ゴールドグラブの右翼手が2年がかりで内野の要へ移ってきたことが分かります。
二遊間を組む相手も、年によって変わりました。
ミゲル・ロハスさんは、公式の選手異動の記録のとおり2025年12月に再契約し、2026年は守備の公式記録で二塁49試合・遊撃28試合を守りました。
トミー・エドマンさんは、公式の選手異動の記録によると右足首の手術からの回復で6月16日まで離れ、戻ってからは守備の公式記録のとおり二塁で53試合、中堅で19試合に出ています。
キム・ヘソンさんは、公式の選手異動の記録によると、ベッツさんが負傷者リストに入った4月5日にマイナーから呼ばれ、遊撃27試合・二塁16試合を守りました。
三塁には、公式の選手異動の記録のとおり2026年のオールスターにも選ばれたマックス・マンシーさんがいて、公式の打撃成績では149試合で29本塁打・OPS.838を残しています。
2026年10月18日時点のポストシーズンの公式成績では、地区シリーズの4試合でベッツさんは14打数3安打でした。
「戻ってきた!」
9月の数字を見たとき、思わずそう叫んで画面に向かって拍手してしまいました!
あなたも、慣れた場所を離れて新しい役割に挑み、最初の1年で思うように結果が出なかった経験はないでしょうか?
ベッツの経歴とタイトル(MVP・ゴールドグラブ)

MLB公式の選手情報によると、ベッツさんは1992年10月7日にテネシー州ナッシュビルで生まれ、2011年のドラフトで指名を受けました。
メジャーデビューは2014年6月29日のレッドソックスで、身長は5フィート9インチ(約175センチ)と、メジャーでは小柄な部類の体で数々のタイトルを手にしてきました。
同じ選手情報に載っている主なタイトルを並べると、次のとおりです。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 生年月日・出身 | 1992年10月7日・テネシー州ナッシュビル |
| メジャーデビュー | 2014年6月29日(レッドソックス) |
| MVP | 2018年(ア・リーグ) |
| ゴールドグラブ | 6回(2016〜2020年、2022年) |
| シルバースラッガー | 7回(2016年、2018〜2020年、2022〜2024年) |
| オールスター | 8回(2016〜2019年、2021〜2024年) |
| ワールドシリーズ優勝 | 4回(2018年、2020年、2024年、2025年) |
| ドジャース加入 | 2020年2月(レッドソックスからトレード) |
| 契約 | 12年3億6,500万ドル(2021〜2032年) |
| 2026年の打撃 | 123試合・打率.257・23本塁打・69打点・OPS.780 |
| 2026年の守備 | 遊撃122試合・失策9・守備率.977 |
頂点は2018年で、年度別の公式成績では打率.346・32本塁打・30盗塁・OPS1.078を記録し、ア・リーグMVPとワールドシリーズ優勝を同じ年に手にしました。
ドジャースに来てからも、2023年には打率.307・39本塁打・107打点・OPS.987と、移籍後で一番の打撃を見せています。
年度別の守備の記録と照らすと、ゴールドグラブ6回はいずれも右翼を主に守っていた年に受けたもので、その名手が30代になって遊撃に移ったことに、ベッツさんの挑戦の大きさが表れています。
筆者は前職の記者時代、管理職に上がる年齢になってから現場の別部署へ自ら移った人を何人も取材しましたが、それを結果で示せた人はほんの一握りでした。
タイトルを並べた表を見るたびに、その全部を抱えたまま新しい場所に飛び込む勇気に、心を揺さぶられます!
私たちファンも、ベッツさんの経歴を知ると、ショートを守る姿がもっと特別に見えてきますよね。
ベッツの契約と年俸(ドジャースとの12年契約)

ベッツさんは2020年2月にレッドソックスからドジャースへ移り、その年の7月に12年3億6,500万ドルの契約を結びました。
AP通信が報じた契約の中身によると、6,500万ドルの契約金と、1億1,500万ドルの後払いを含む形です。
| 年 | 年俸 | うち後払い |
|---|---|---|
| 2021〜2022年 | 各1,750万ドル | 各800万ドル |
| 2023年 | 2,000万ドル | 800万ドル |
| 2024〜2025年 | 各2,500万ドル | 各800万ドル |
| 2026〜2027年 | 各2,500万ドル | 各1,000万ドル |
| 2028〜2030年 | 各3,000万ドル | 各1,100万ドル |
| 2031〜2032年 | 各2,750万ドル | 各1,100万ドル |
| 契約金 | 6,500万ドル | 2021〜2035年に分けて支払い |
年俸の合計3億ドルに契約金6,500万ドルを足すと、総額の3億6,500万ドルになります。
2026年の年俸は2,500万ドルで、そのうち1,000万ドルは後払いです。
同じ記事によると、後払いの分は2033年から2044年まで毎年7月1日に支払われ、全額を受け取り終えるのはベッツさんが52歳になる直前です。
トレードされた場合は後払いがなくなり、その年に払う決まりになっていることも書かれています。
筆者は前職の経済メディアで、企業の退職金や年金の特集を担当したことがありますが、50代になっても給料が届き続ける設計には、家計簿を開くたびにため息が出る身としては、正直うらやましさしかありません!
もし自分の給料の一部を12年後に受け取る約束をするとしたら、あなたならどう考えるでしょうか?
ベッツと大谷翔平の関係・エピソード

2人の関係は、意外にも素っ気ない一言から始まりました。
Number Webの2025年3月26日の記事によると、大谷さんが加わった2024年2月のキャンプで2人のロッカーは隣同士でしたが、大谷さんとの会話を聞かれたベッツさんは、ずっとトレーニングルームにいたからまだ話をしていない、と答えたそうです。
そこから2人は、ドジャースの打線の1番と2番を組む仲になっていきます。
2024年6月16日、ベッツさんが死球で左手を骨折して離脱すると、デイリースポーツの6月19日の記事のとおり、代わりに大谷さんが1番に入りました。
そのシーズンの終わりごろ、ベッツさんは米国のトーク番組で、どんなに必死に頑張ってもショウヘイ・オオタニにはかなわない、という趣旨の話をしたと同じNumber Webの記事が伝えています。
同じ記事は、1番の大谷さんが特大の本塁打を放つたびに、次の打者の位置にいたベッツさんが打球の行方を呆然と目で追う姿を何度も見かけたと書いています。
SPREADの2024年5月の記事によると、ベッツさんは大谷さんの投手復帰について、米メディアの番組で、国民の休日のようなものになる、という独特の言葉で期待を語っていました。
2025年には打順が入れ替わり、MLB.com日本語版の7月21日の記事によると、不振だったベッツさんが1番、大谷さんが2番に座り、ロバーツ監督は信頼を示すための起用だと説明しました。
そして2026年9月、2人の関係にもう1つの場面が生まれます。
大谷さんの公式の選手異動の記録によると、大谷さんは右上腕二頭筋の炎症で9月8日にさかのぼって負傷者リストに入り、9月23日に戻りました。
ベースボールチャンネルの9月23日の記事によると、その間に1番を任されたベッツさんは、9月18日のジャイアンツ戦で2本塁打、翌日も4安打と打線を引っ張りました。
同じ記事で、ロバーツ監督は大谷さんの復帰後の打順について、左右の対戦状況に応じて1番に戻すなど調整する可能性があると話しています。
かなわない、と認めた人が、その大谷さんのいない9月に1番打者として打線を背負い、月間打率.337を残したのです。
この流れを知ったときは、鳥肌が立つと同時に、少し泣きそうになりました!
尊敬する人の代わりを任された日、あなたはどんな顔でその場所に立ちましたか?
ベッツの2027年の見どころ(ドジャース)

2027年は12年契約の7年目で、年俸は2,500万ドルです。
ベースボールチャンネルの10月4日の記事によると、ベッツさんは米メディアの取材に、全盛期を勝てるチームで過ごしたいと思っていてそれを手にできたと思う、と選手としての終わりの時期について率直に話しています。
見どころの1つ目は、本格的に遊撃へ転向した2024年から4シーズン目となる守備で、2026年の9失策をどこまで減らせるかです。
2つ目は、9月のOPS1.112の打撃を、シーズンの最初から続けられるかどうかです。
3つ目は、故障者の多かったチームの中で、ベテランとしてどれだけ試合に出続けられるかです。
2026年のドジャースは、捕手のウィル・スミスさんや投手のブレイク・スネルさん、エドウィン・ディアスさんが長く離脱するなど、故障に悩まされました。
そして長くチームの顔だったクレイトン・カーショーさんは、2025年限りで引退しています。
カーショーさんが去った今、レッドソックス時代を含めて4度の世界一を知るベッツさんは、チームの歴史をつなぐ立場になっています。
ドジャースの選手の顔ぶれはドジャースの選手の解説でまとめています。
筆者は、ショートの位置から若い選手に声をかけるベッツさんの姿を、来年はもっと見たいと思っています!
あなたも、来年の開幕戦でショートに立つベッツさんを見たら、9月の打席を思い出してしまいませんか?
ネットの反応を取り上げた報道の傾向を、ファンの言葉として代弁するとこんな声になります!
「大谷さんがいない9月に1番で打ちまくったベッツさん、本当に泣けた」
「ゴールドグラブ6回の右翼手が遊撃を守っているなんて、知らなかった」
「30代でショートに移って結果を出すなんて、転職で悩んでいた自分の背中を押された」
この挑戦を知ると、ベッツさんの守備を見届ける楽しみが増して、筆者もうれしくなります!
よくある質問
ベッツの2026年の成績はどうでしたか?
123試合で打率.257・23本塁打・69打点、OPS.780です。
2026年10月時点のレギュラーシーズンの最終成績です。
ベッツのポジションはどこですか?
2026年は遊撃手で、122試合を守りました。
2023年までは右翼手が中心で、ゴールドグラブ6回はいずれも右翼を主に守っていた年に受けています。
ベッツの年俸はいくらですか?
2026年は2,500万ドルで、そのうち1,000万ドルは後払いです。
ベッツの契約はいつまでですか?
2021年から2032年までの12年契約です。
エリカのひとこと
土曜の朝、洗濯機が回る音を聞きながら9月のベッツさんのハイライトを続けて見ていたら、気づけば昼になっていました。
かなわないと認めることは、負けではなく、自分の役割を見つけ直す始まりなのかもしれないと、筆者はベッツさんから教わった気がします。
来年も、ショートの位置から大谷さんにつなぐベッツさんを応援しています!
まとめ
ムーキー・ベッツさんの2026年は、123試合に出場し、遊撃では122試合を守り、打率.257・23本塁打・69打点でした。
2018年のMVPで、ワールドシリーズ優勝4回、契約は2032年までの12年3億6,500万ドルです。
大谷翔平さんとは1番・2番を組む仲で、大谷さんが離れた2026年9月には1番として打線を背負いました。
認めた人の背中を追い続けた先に、自分にしかできない役割がありました。
大谷翔平さんとMLBの全体像は大谷翔平とMLBの総合ガイドで、大谷さんの2026年の投打の記録は大谷翔平の2026年成績まとめでたどれます。
ホームランを打つ人と、それを待ち続ける人の両方に目を向けたくなり、大谷一本【日米野球】のこの動画を選びました。
【大谷翔平51号HR】で奇跡が起きた!ホームランを待ち続けた男に感動の瞬間
題名の待ち続けた男という言葉に、筆者は胸をつかまれました!
1本を待つ気持ちは、打席を見守る私たちにも重なりますよね。
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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