佐々木朗希さんはドジャース2年目の2026年、26試合で5勝5敗・防御率4.49・123奪三振を記録しました。
2026年のレギュラーシーズン防御率は4.49。出典:MLB Stats API、2026年10月17日確認。
8月のまめによる離脱後は救援へ転じ、ポストシーズンは10月17日時点で3試合・3回1/3・防御率2.70です。
この記事では、月別の成績表と球種・球速のデータから、先発から救援へ役割が変わった1年と2027年の見通しが分かります。
「23試合も先発した投手が、なぜ10月はブルペンにいるの?」
その答えを、数字の順にほどいていきましょう!
佐々木朗希の2026年の成績(2026年の最終成績)

2026年10月17日時点で、MLB公式のデータ(Stats API)に載っている佐々木さんのレギュラーシーズン成績は、26試合・122回1/3で5勝5敗、防御率4.49、123奪三振です。
与えた四球は48個、打たれた本塁打は22本で、1イニングあたりに出した走者の数を表すWHIPは1.32でした。
9イニングあたりの奪三振は9.05個で、三振を奪う力そのものはメジャーの先発投手としても十分な水準です。
月ごとの波は、月別の公式成績を並べると一目で分かります。
| 月 | 登板(先発) | 投球回 | 勝敗 | 奪三振 | 与四球 | 被本塁打 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3月 | 1(1) | 4 | 0勝1敗 | 4 | 2 | 0 | 2.25 |
| 4月 | 4(4) | 18 2/3 | 1勝1敗 | 18 | 11 | 7 | 7.23 |
| 5月 | 5(5) | 28 1/3 | 2勝1敗 | 28 | 6 | 3 | 3.18 |
| 6月 | 4(4) | 21 | 0勝2敗 | 22 | 11 | 4 | 5.57 |
| 7月 | 5(5) | 27 | 2勝0敗 | 29 | 9 | 6 | 4.00 |
| 8月 | 4(4) | 20 1/3 | 0勝0敗 | 16 | 9 | 2 | 4.43 |
| 9月 | 3(0) | 3 | 0勝0敗 | 6 | 0 | 0 | 0.00 |
| 合計 | 26(23) | 122 1/3 | 5勝5敗 | 123 | 48 | 22 | 4.49 |
4月は18回2/3で7本塁打を浴びて防御率7.23と苦しみましたが、5月は3.18まで立て直しました。
試合ごとの公式記録を見ると、6月5日のエンゼルス戦では7回を2安打無失点・10奪三振に抑えています。
前の年の2025年は、2025年の公式成績で10試合に登板し、そのうち8試合が先発で、36回1/3を投げて防御率4.46でした。
投球回はおよそ3.4倍に増え、3月の開幕から8月まで先発として登板を重ねました。
防御率の数字だけを見ると前の年とほぼ同じですが、投げた量はまるで別の投手です。
筆者は、この表の122回1/3という数字に、1年間マウンドに立ち続けた重みを感じて、思わず胸が熱くなりました!
あなたも、防御率4点台という数字だけを見て、この1年を伸び悩みと片づけていなかったでしょうか?
佐々木朗希の先発から救援への転換

転機は8月26日のブレーブス戦で、佐々木さんは3回1/3で降板し、公式の選手登録の記録では翌27日に右手中指のまめで15日間の故障者リストに入りました。
故障者リストからの復帰(登録)は9月21日で、復帰後の初登板は9月22日(現地)でした。
戻ってきた場所は、先発のマウンドではなくブルペンでした。
MLB.comの9月23日の記事によると、復帰登板となった9月22日のパドレス戦では4回の1イニングを無失点・2奪三振に抑え、速球8球の平均は98.7マイル(約158.8キロ)と、9月23日時点のシーズン平均97.8マイルを上回りました。
続く9月25日と27日のジャイアンツ戦は、どちらも打者3人で1イニングを終え、25日には、リードを守って次の投手につないだ救援に付くホールドが、今季初めて記録されました。
この配置換えには、前の年の秋という下地がありました。
2025年のポストシーズンの公式成績では、佐々木さんは救援で9試合・10回2/3を投げ、自責点1、防御率0.84、3セーブを挙げています。
MLB.comの同じ記事は、2025年の秋にチームの抑えとして結果を残した自信が、2026年の先発復帰と夏の好調につながったと伝えています。
記事によると、佐々木さんは通訳を通じて、昨年の経験があったので落ち着いて投げられた、という趣旨を話しています。
一方で同じ記事は、ドジャースには決まった抑えがいない状況だとも書いており、2026年の佐々木さんは抑えというより、大事な場面を任される救援の1人という立ち位置です。
筆者は前職の記者時代、結果が出始めた矢先に持ち場を変えられた人を何人も取材しました。
その経験から言うと、配置換えを評価が下がったと受け取るか頼られたと受け取るかで、その後の顔つきがまるで変わるんです。
正直、夏にやっと先発で波に乗ったところだったので、少し気の毒にも感じました。
仕事でようやく手応えをつかんだところで、別の持ち場を任された経験は、あなたにもないでしょうか?
佐々木朗希の球種と球速の変化

2026年の佐々木さんの一番の変化は、速球の平均球速と、落ちる球の使い方です。
MLB公式の2026年の球種データと2025年の球種データを並べると、次のようになります。
| 球種(MLB公式の分類) | 2025年の割合 | 2026年の割合 | 2026年の平均球速 |
|---|---|---|---|
| 4シーム(速球) | 49.9%(平均96.1マイル) | 42.0% | 97.9マイル(約157.5キロ) |
| スプリット | なし | 29.2% | 90.2マイル |
| フォーク | 33.5% | 7.2% | 85.3マイル |
| スライダー系(2025年はスイーパー) | 16.3% | 21.6% | 86.6マイル |
速球の平均は96.1マイル(約154.7キロ)から97.9マイル(約157.5キロ)へ、1年で2マイル近く上がりました。
落ちる球は、2025年はフォークが3分の1を占めていましたが、2026年は球速の速いスプリットが中心になり、フォークは7.2%まで減っています。
MLB.comの記事も、新しいスプリットを含めて球種を広げ、速球の球速も上がったことを、2026年の佐々木さんの成長として挙げています。
その成果がはっきり出たのが夏で、7月8日のロッキーズ戦から8月19日のロッキーズ戦までの7試合は、41回を投げて自責点12、防御率2.63でした。
球速の伸びは、試合ごとの最速を追うと、さらに実感できます。
5月30日のフィリーズ戦の投球記録では最速100.4マイル(約161.6キロ)を記録し、夏に向けて球速が一段上がっていきました。
そして7月17日のヤンキース戦の投球記録では、7月17日に101.8マイル、日本の単位に直すと約163.8キロを計測しています。
この日は5回2/3を自責点0に抑えており、令和の怪物が、メジャーの先発として本当の姿を見せ始めた1日でした。
ロッテ時代に令和の怪物と呼ばれた理由を、2年目の夏に数字で証明した形です。
夜、仕事を終えてソファに沈みながら、速報アプリで球速表示を確かめるのが、今年の筆者のささやかな日課でした。
100の文字が並ぶ試合の記録を見るたびに、ワクワクが止まりませんでした!
私たちファンも、球速表示に3けたの数字が出るたびに、つい身を乗り出してしまいますよね。
佐々木朗希のポストシーズンでの役割

ドジャースは公式の順位表で100勝62敗のナ・リーグ西地区1位となり、地区シリーズでブレーブスを3勝1敗で破りました。
2026年10月17日時点のポストシーズンの試合別の公式記録では、現地10月4日・12日・14日の3試合に登板し、合計3回1/3で自責点1、防御率2.70です。
地区シリーズ第2戦は2回無失点、リーグ優勝決定シリーズでは12日が1回無失点、14日が1/3回1失点でした。
以下では、救援の役割がよく分かる10月4日の地区シリーズ第2戦を振り返ります。
この試合の公式の打席記録によると、佐々木さんは1対3と2点を追う8回に登板しました。
先頭打者に四球、次の打者に死球を与え、送りバントと申告敬遠で1死満塁のピンチを招きます。
そこでアクーニャ・ジュニアさんを遊撃手への併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けました。
9回はオルソンさんを空振り三振、続く2人を内野ゴロに抑え、2回を無安打無失点で終えています。
チームは2対3で敗れましたが、この試合の佐々木さんの最速は102.1マイル、約164.3キロでした。
7月17日に記録した101.8マイルを上回る球が、10月のブルペンから飛び出したことになります。
一方で、ベースボールチャンネルの10月7日の記事は、自責点0でも楽な投球ではなく、2025年の秋の姿とは違ったとするアメリカのメディアの見方を紹介しています。
ドジャース公式のポストシーズン記録のとおり、2026年はブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズで0勝4敗となり、今季を終えました。
確定した結果は、ポストシーズン日程のまとめ記事で振り返れます。
地区シリーズ第2戦の細かな流れは、佐々木朗希は抑えに戻った?の記事で振り返っています。
筆者は満塁のピンチの記録を読みながら、ひやひやして手のひらに汗をかいてしまいました。
それでも最後は自分の球で併殺を取り切ったところに、2025年の秋に積み上げた経験を感じて、うれしくなりました!
あなたも、自分で招いたピンチを、自分の手で消し止めた日のことを覚えていないでしょうか?
佐々木朗希の2027年の見通し

佐々木さんは2001年11月3日生まれで、2026年11月3日に25歳になり、2027年はメジャー3年目を迎えます。
契約や年俸の仕組みは、佐々木朗希の年俸と契約金の記事で整理しています。
2027年に先発へ戻るのか、救援を続けるのかは、球団から発表されていません。
そのうえで、2026年の数字から見えてくる見どころは3つあります。
1つ目は、9イニングあたり1.62本だった被本塁打を、どこまで減らせるかです。
2つ目は、7月8日から8月19日までの7試合で見せた防御率2.63の投球を、1年を通して続けられるかです。
3つ目は、2025年に3分の1を占めたフォークから、2026年のスプリット中心へ変えた配球が、2年目の対戦でも通用するかです。
ロッテ時代からの歩みは佐々木朗希の高校とプロフィールの記事で振り返れます。
あの完全試合の投手が、メジャーで先発も救援もこなす投手に育っていく道のりだと考えると、筆者は来年の開幕が待ちきれません!
筆者は、先発で投げた夏の7試合こそが2027年の答えに一番近いと見ています。
私たちファンも、来年の開幕のマウンドに誰が立つのか、今から指を折って待ってしまいますよね。
関連する報道で取り上げられた見どころを、ファンの気持ちとして代弁すると、こんな声になります!
「満塁で併殺を取った瞬間、思わず声が出た」
「リリーフに回っても、あの剛速球がさらに速くなっていて驚いた」
「先発でも救援でも頼られる日本人投手がいるのが誇らしい」
感動する声も、驚く声も、根っこにはもっと見たいという気持ちがあると感じて、筆者も同じ思いで画面を見つめています。
よくある質問
佐々木朗希の2026年の防御率はいくつですか?
レギュラーシーズン26試合・122回1/3で防御率4.49です。
先発した23試合に限ると、MLB.comの記事のとおり4.60でした。
佐々木朗希の2026年の最速は何キロですか?
この記事で照合した試合の最高球速は、地区シリーズ第2戦の102.1マイル、約164.3キロです。
7月17日のヤンキース戦でも101.8マイル、約163.8キロを記録しています。
佐々木朗希は今、抑えをしていますか?
2026年10月17日時点の登板記録では救援を担っています。
9月23日のMLB.comの記事も固定の抑えを置かない起用を伝えており、9回専門の役割と決まっているわけではありません。
佐々木朗希は2026年に何勝しましたか?
5勝5敗で、9月の救援では1ホールドを記録しました。
エリカのひとこと
先発で投げ切った夏も、ブルペンで汗をかいた秋も、どちらも佐々木さんの2026年です。
数字の上では防御率4.49の一言で終わってしまう1年ですが、筆者には、怪物が少しずつメジャーの投手になっていく途中の1年に見えました。
来年は、あの163キロを長いイニングで見られる日を楽しみにしています!
まとめ
佐々木朗希さんの2026年は、26試合で5勝5敗・防御率4.49・123奪三振でした。
8月のまめの離脱を経て9月からは救援に回り、地区シリーズ第2戦では2回を無失点に抑えました。
速球の平均は約157.5キロに上がり、スプリットを軸にした新しい配球を手に入れた1年です。
役割が変わっても、球は速くなっていました。
大谷翔平さんをはじめ、ドジャースの日本人選手の情報は大谷翔平とMLBの総合ガイドからたどれます。
最近は、佐々木さんの歩みを振り返るYouTube動画に夢中になっています!
中でも【衝撃】佐々木朗希が令和の怪物と言われる驚愕の理由【MLB・最高の日本人投手メジャーリーガー】は、『怪物』と呼ばれる理由を一気にたどれて、今年の球速の数字を調べた後に見ると、怪物という呼び名の重みがあらためて胸に響きました。
佐々木さんがなぜここまで期待されるのかを知りたいという方に、ぜひ見てほしいチャンネルです!
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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