19勝31敗。
2019年5月のナショナルズは、リーグでも指折りの「負け組」でした。
「今年はもう終わったね」
現地のファンですら、そうつぶやくほどのどん底です。
ところがその年の秋、このチームはワールドシリーズのトロフィーを掲げていました。
この記事では、ドジャース対 ナショナルズというカードの基本情報から、2019年の奇跡の物語、大谷翔平さんとの縁、観戦の楽しみ方までやさしく解説します。
筆者は正直、この「19勝31敗からの世界一」という話を最初に聞いたとき、信じられませんでした。
ドジャース対 ナショナルズの基本情報をやさしく解説
ナショナルズはアメリカの首都ワシントンD.C.の球団
ワシントン・ナショナルズは、アメリカの首都ワシントンD.C.を本拠地とするナショナル・リーグ東地区の球団です。
本拠地はナショナルズ・パーク。歴代大統領の着ぐるみが外野を全力疾走する名物レース「レーシング・プレジデンツ」でも知られる、遊び心のある球場です。
そしてワシントンD.C.といえば、1912年に日本から贈られた桜の街としても有名です。
前身はカナダのモントリオール・エクスポズ
実はこのチーム、もともとはアメリカの球団ではありませんでした。1969年、カナダのモントリオールで「エクスポズ」として誕生。2005年にワシントンD.C.へ移転して、いまのナショナルズになりました。
1994年、エクスポズはメジャー全体で最も良い成績を残していました。ところがその年、選手会のストライキでシーズンそのものが打ち切られてしまいます。優勝候補のまま、戦う場所を失った「幻の最強チーム」。
当時のエクスポズには、のちに殿堂入りする名投手ペドロ・マルティネスさんや、強打者ラリー・ウォーカーさんが在籍していました。
ドジャース対 ナショナルズで思い出したい2019年の下剋上
19勝31敗からの世界一という奇跡
2019年5月、ナショナルズは19勝31敗。監督の解任話が出てもおかしくない成績でした。
ところが、ここからチームは別人のように巻き返します。ワイルドカードでぎりぎりポストシーズンに滑り込むと、そこから勢いは止まりません。
その年の地区シリーズでナショナルズが破った相手こそ、ドジャースでした。
地区シリーズの第5戦、崖っぷちのナショナルズを救ったのは、延長10回に飛び出した起死回生の満塁ホームランでした。
勢いに乗ったナショナルズは、最後にアストロズとのワールドシリーズを第7戦の末に制し、球団史上初の世界一に輝きました。シリーズMVPには、故障を乗り越えてエースに返り咲いたストラスバーグ投手が選ばれています。
しかもこのシリーズ、全7試合をビジターのチームが勝つという史上初の珍記録つき。
当時のチームが合言葉にしていたのは、「STAY IN THE FIGHT(戦いから降りるな)」という言葉でした。
球場を包んだ「ベビーシャーク」の大合唱
この2019年の快進撃には、かわいらしい名物がありました。ベテラン選手の登場曲に使われた、子ども向けの歌「ベビーシャーク」です。
きっかけは選手が小さなわが子のために選んだ曲だったと言われていますが、いつしか球場全体が両手でサメの口を作って大合唱するようになりました。
大谷翔平とナショナルズの縁と観戦の楽しみ方3つ
大谷翔平が今季2度目の先発マウンドで投げた相手
MLB公式サイトによると、今季、大谷さんが投手として2試合目の先発マウンドに上がった相手がナショナルズでした。
二刀流の大谷さんにとって、今季の投球を語るうえで欠かせない対戦相手のひとつです。
初めてでも楽しめる観戦ポイント3つ
1つ目は、2019年の物語を知ってから見ること。「あのどん底から世界一になったチームか」と思うだけで、ベンチの空気まで違って見えます。
2つ目は、大谷さんの打席とナショナルズの若い選手たちの対決に注目すること。
3つ目は、名物の「レーシング・プレジデンツ」など、球場文化ごと楽しむこと。
ドジャースの試合日程の調べ方は、こちらの記事でやさしく解説しています。
ドジャースの試合日程はどこで見る?大谷翔平の登板日の読み方
対戦カード解説シリーズでは、侍ジャパンの立役者ヌートバーさんがいたカージナルス編も人気です。
ドジャース対カージナルスの見どころをやさしく解説
ドジャース対 ナショナルズ戦へのネットの声
「2019年のナショナルズの優勝、いまだに思い出すと泣ける。野球って分からないから面白い」
「ベビーシャークの大合唱、球場全体が家族みたいで好きだった」
「正直ノーマークのカードだったけど、因縁を知ったら見たくなってきた」
ドジャース対 ナショナルズに関するFAQ
ナショナルズの本拠地はどこですか?
アメリカの首都ワシントンD.C.にあるナショナルズ・パークです。
ナショナルズの2019年は何がすごかったのですか?
5月に19勝31敗まで落ち込みながら、そこから巻き返して球団史上初の世界一に輝きました。その途中の地区シリーズでは、ドジャースを破っています。
エクスポズとナショナルズは同じチームですか?
はい、同じ球団です。1969年にカナダのモントリオールで生まれたエクスポズが、2005年にワシントンD.C.へ移転してナショナルズになりました。
まとめ:物語を知れば、ドジャース対 ナショナルズは倍楽しい
ナショナルズは、首都ワシントンD.C.の球団であり、前身はカナダのエクスポズ。1994年には「幻の最強チーム」のまま舞台を失い、2019年には19勝31敗のどん底から世界一へ駆け上がりました。
そして地区シリーズでドジャースを破った因縁も、大谷さんが今季2度目の先発で投げた縁もある。
物語を知って見る野球は、本当に倍楽しいです。
筆者はこのチャンネルで、ナショナルズの逆転優勝の軌跡をまとめた動画を見て感動しました。
19勝31敗からの世界一、信じられますか?
筆者はこのチャンネルでナショナルズ特集を見て、野球の底力に震えました。
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/
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