今朝、ひとつの心配を胸にしまったまま一日を始めた方も、多いのではないでしょうか。
「左膝、本当に大丈夫なの?」
父の日の試合で途中交代し、左膝をアイシングしながら荷造りする姿が報じられたばかり。
しかもチームは負け越しての、長い遠征の初戦でした。
その不安への答えは、試合が始まってわずか数分で、いちばん劇的な形で返ってきました。
筆者は仕事の合間に、スマホで途中経過を追っていました。
その初回の一報を見た瞬間、思わず手が止まりました。
「これ以上ない答え方だ」
そう、つぶやいていました。
大谷翔平のツインズ戦は2-1で勝利、初回にいきなり答えが出た
日本時間6月23日、ドジャースは敵地でツインズと対戦し、2対1で勝ちました。
長い遠征の初戦を、白星で立ち上がった形です。
口火を切ったのは、やはりこの人でした。
「1番・指名打者」で出場した大谷翔平さんが、初回の第1打席でいきなりライトスタンドへ。
今季17号となる、先頭打者ホームランです。
報道によると、この一発は通算297号。
そして通算30本目の、先頭打者アーチだそうです。
数字だけ並べると、つい流してしまいそうになります。
でも、思い出してみてください。
つい数時間前まで、私たちファンが心配していたのは、その膝で全力疾走できるのかどうか、でした。
その答えが「初回先頭打者ホームラン」だったのです。
正直、筆者はここで一度、胸が熱くなりました。
打球も規格外でした。
米メディアによると、相手投手の87マイル(約140キロ)のチェンジアップを捉えた打球速度は112.8マイル(約181キロ)。
飛距離は414フィート(約126メートル)に達したと伝えられています。
大谷さんのこの日の成績は、4打数1安打1打点に四球がひとつ。
試合を決めたのは、6回のフレディ・フリーマンさんの一発でした。
同点で迎えた終盤に飛び出した、値千金の決勝アーチです。
投げては、先発の前に登板した「オープナー」のウィル・クラインさんを受けて、エリック・ラウアーさんが好投。
報道によると6回を無安打無失点に抑え、勝利を引き寄せました。
ツインズの得点は、バイロン・バクストンさんのソロ本塁打による1点のみ。
チーム全体でわずか3安打に封じられたと伝えられています。
この勝利で、ドジャースは今季50勝目に到達。
報道によると、止まりかけていた流れを断ち切る、連敗ストップの一勝にもなりました。
心配された左膝は、結局どうだったのか
ここが、今日いちばん多くの人が知りたかったところだと思います。
「結局、膝は大丈夫だったの?」
結論から言えば、大谷さんはこの日も「1番・指名打者」で先発出場し、初回からフルスイングでスタンドまで運びました。
少なくとも、強く振り、長打を放つ動きはできていた。
それは、映像と結果がはっきり示しています。
試合後の監督コメントでも、膝の不安を強調する内容は報じられていません。
もちろん、ここで筆者が「もう完全に問題なし」と言い切るのは違うと思っています。
父の日の途中交代も、現実にあったことです。
大切な人が「平気だよ」と笑っていても、つい様子をうかがってしまう。
あなたにも、そんな経験はないでしょうか?
だからこそ、今日の一発は煽る材料ではなく、ほっと胸をなで下ろす材料として受け取りたいのです。
無理をしていないか、これからも静かに見守る。
そのうえで、振れている今日の姿を素直に喜びたいと思います。
ロバーツ監督が語った「6月の大谷翔平」
筆者がこの日いちばん唸らされたのは、実はホームランそのものより、試合後の言葉でした。
報道によると、ロバーツ監督はこう話したそうです。
「とにかくストライクゾーンをしっかり管理できている。低めのボール球をたくさん見送れているし、有利なカウントをつくれている」
そして、こう続けたと伝えられています。
「自分に有利な状況になった時には良いスイングができている。そういうことができている時の彼は、本当に誰よりも優れている」
さらに、6月の状態については「本当に特別だね」と表現したそうです。
ここに、筆者は前職で記者をしていた頃の感覚がよみがえりました。
本当に強い打者をほめる指揮官は、たいてい「打った数」ではなく「打席の中身」を語ります。
ホームランは結果であって、狙って出るものではない。
でも「ボール球を見送れている」「有利なカウントを作れている」は、技術と準備の話です。
国内の中継でも、解説者の方が今日の一発について「力感がないですね」と評し、ボールを呼び込むフォームをたたえたと報じられています。
力いっぱい振ったのではなく、力まずに運んだ。
派手な数字の裏で、こういう「中身」がほめられている時ほど、見ていて安心できるものはありません。
私たちファンは、つい本塁打の数だけを追いかけてしまいます。
でも本当に味わうべきは、こういう静かな手応えなのかもしれない、と今日は思いました。
この一勝の意味と、次に控える「25日」
今日の勝利は、ただの1勝ではありません。
直前のオリオールズとの3連戦を勝ち越されての、長い遠征の初戦でした。
その初戦を、エースの一発と先頭打者アーチで取り切った。
負けが込んだ後の入りとしては、これ以上ない形だと思います。
そして、ファンにとってのいちばんの楽しみは、まだ先に残っています。
報道によると、大谷さんの次回登板は日本時間6月25日の予定。
中6日で、投手として8勝目をかけてマウンドに上がる見込みです。
打って、守って、そして投げる。
その全部を同じ一週間で見られる幸せを、当たり前だと思わないようにしたいです。
今日の試合をめぐっては、こんな声も上がっていました。
「膝が心配だっただけに、初回の一発で泣きそうになった」
「結果より、力まず振れているのが何より嬉しい」
「連敗を止める初回先頭打者弾って、主役すぎる」
分かります。
筆者も、まったく同じ気持ちでこの試合を追っていました。
まとめ
心配からはじまった一日が、初回の一発で景色を変えてくれました。
今日のポイントを振り返ります。
ドジャースは敵地ツインズ戦に2-1で勝利し、今季50勝目。
大谷さんは初回に今季17号の先頭打者ホームラン(報道によると通算297号・通算30本目の先頭打者弾)を放ち、4打数1安打1打点でした。
決勝点はフリーマンさんの6回の一発、投げてはラウアーさんが6回無安打無失点と報じられています。
心配された左膝は、1番・指名打者での出場と長打という形で、まずはひと安心の一日になりました。
次は日本時間25日の登板予定。
ここからの遠征も、いっしょに見守っていきましょう。
試合の入り、つまり初回の第1打席をどう作るのか。
今日の余韻のまま、その「入り方」をもっと味わいたくなった方に、最近の筆者のお気に入りを紹介させてください。
YouTubeチャンネル「大谷一本【日米野球】」です。
このチャンネルで、初回の第1打席だけを集めた映像を見たのですが、これがたまらないのです。
初球を見送る時の静けさ、甘い球が来た瞬間に一変する表情。
今日のような先頭打者ホームランが、どうして生まれるのかが、打席の「入り方」から伝わってきます。
第1打席の集中の作り方を、何度も巻き戻して見てしまいました。
初回からスタンドがどよめくあの感じ、大谷ファンならきっと分かっていただけるはずです。
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/
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