ドジャース守護神ディアスに何が起きた?8月防御率18.00と連夜のセーブ失敗、米メディアが警告する「ディアス問題」【8月10日】

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「また9回に追いつかれた…」

そんなため息が、聞こえてきそうな週末でした。

ドジャースの守護神・エドウィン・ディアス投手をめぐって、いま日米のメディアがざわついています。
報道によると、8月の防御率はなんと18.00。

3年総額6900万ドル、日本円で約108億円の大型契約で迎えられた「最後の切り札」に、何が起きているのでしょうか?

この記事では、2夜連続のセーブ失敗の中身、米メディアが警告した「ディアス問題」、そして佐々木朗希さんの守護神抜擢論まで、8月10日時点の情報を筆者がやさしく整理します。

目次

ドジャース守護神ディアスに何が起きたのか|2夜連続セーブ失敗の中身

まず、事実から整理させてください。

8月7日は逆転サヨナラ2ラン、8日は無死からの連続三塁打

現地8月7日(日本時間8日)のダイヤモンドバックス戦。
ドジャースは1点リードの9回にディアス投手を送り出しました。

ところが先頭打者に四球。
盗塁を許して1死二塁となった直後、浮いたスライダーを左中間スタンドへ運ばれます。

逆転サヨナラ2ラン。
チームはこの敗戦で、今季ワーストの7連敗となりました。

そして翌日、現地8月8日(日本時間9日)。
また1点リードの9回に、今度は無死から連続三塁打を浴びて同点に追いつかれました。

この試合は延長10回、大谷翔平さんの内野安打が決勝点となり2-1で勝利。
7連敗は止まりましたが、ディアス投手にとっては2夜連続のセーブ失敗でした。

正直に書きます。
筆者は日曜の夜、寝る前にホットミルクを温めながらこの9回のリプレイを見返して、途中で手が止まりました。

「頼れるはずの人が、いちばん苦しそうにしている」

そんな場面を、職場や家庭で見たことはないでしょうか?
今のディアス投手のマウンドには、それに近い空気が漂っています。

8月防御率18.00という数字の意味

東スポWEBなどの報道によると、ディアス投手の8月は3登板で防御率18.00。

防御率18.00とは、9イニング投げたら平均18点を取られる計算の数字です。
1イニングあたり2点、つまり登板するたびに試合がひっくり返ってもおかしくない水準といえます。

今季通算でも12試合で防御率10.80。
セーブ機会8度のうち、成功は5度にとどまっていると報じられています。

WHIP(1イニングあたりに出す走者の数)は2.50で自己ワーストとのこと。
1イニングに2人以上の走者を背負う9回は、ファンの心臓に良いはずがありません。

数字はここまで並べました。
でも筆者が本当にお伝えしたいのは、この数字の裏側です。

「ディアス問題」を米メディアが警告した理由|約108億円の切り札だったはず

米メディア「アスロン・スポーツ」は「ドジャースはエドウィン・ディアス問題を抱えているのか」という見出しで警鐘を鳴らしました。

ナ・リーグ西地区の首位を走り、ワールドシリーズ3連覇を狙うチームにあって「クローザーの役割が依然として課題となっている」という指摘です。

メッツでは6年で防御率2.93・144セーブの絶対的守護神だった

ここで思い出したいのは、ディアス投手がどれだけすごい投手だったか、です。

報道によると、メッツでは6シーズンで防御率2.93、144セーブ。
2022年と2025年にはナ・リーグ最優秀救援投手賞に輝いています。

昨季も防御率1.63、28セーブ。
だからこそドジャースは昨オフ、3年総額6900万ドル(約108億円)という大型契約で「最後の切り札」として迎え入れました。

1.63だった防御率が、10.80に。
この落差の大きさこそが、「ディアス問題」という言葉の重さです。

あなたにも、期待して迎えた新しい何かが思うように機能しなかった経験はないでしょうか?
高い買い物ほど、うまくいかないときの落胆は大きくなります。

いまのドジャースファンの複雑な気持ちは、まさにそれに近いと筆者は感じています。

4月に右肘手術、ただし「故障だけのせい」にはできない

ディアス投手は4月に右肘の遊離体を除去する手術を受け、3か月以上離脱しました。
復帰後も本来の姿を取り戻せていない、と報じられています。

ただ、報道が指摘しているのはその先です。
離脱前の開幕直後も防御率10.50前後と低迷しており、不振を故障だけのせいにはできない、という見方です。

筆者は前職で記者をしていた頃、大きな期待を背負った人ほど、結果が出ない時期に「体のせい」「環境のせい」と単純化されてしまう場面を何度も見てきました。
実際には、フォーム、球種の精度、重圧、その全部が少しずつ絡み合っているものです。

8月8日の東スポWEBの記事では、ディアス投手が「試合になるとなぜかスライダーが真ん中に」いくという趣旨の不振の理由も報じられていました。
練習でできることが本番でできない苦しさは、野球に限らず、私たちにも覚えがあるはずです。

守護神は交代?佐々木朗希さん抜擢論と役割変更という選択肢

ここで、読者のみなさんがいちばん気になっているであろう疑問に触れます。

「じゃあ、9回は誰が投げるの?」

米メディアは「重圧の少ない場面での起用」を提言

アスロン・スポーツは、ディアス投手を重圧の少ない場面で起用して復調を促すため、守護神の役割変更を検討する必要性に言及したと報じられています。

つまり「二軍に落とせ」ではなく、「一度9回から外して、立て直す時間を作ってはどうか」という提案です。

そして日本のファンとして気になるのが、佐々木朗希さんの名前です。
米記者の間では、防御率が2桁に沈む守護神の代役として佐々木朗希さんを抜擢する案も報じられています。

昨年のプレーオフでは、佐々木朗希さんがクローザーを務めた実績もあります。
現時点で球団からの発表はなく、あくまで報道・提言の段階ですが、選択肢のひとつとして現実味を持って語られているのは確かです。

実は2年連続の「クローザー問題」

忘れてはいけないのは、ドジャースのクローザー問題が今年始まったものではないことです。

デイリースポーツによると、昨年も補強した救援投手が思うような力を発揮できず、プレーオフでは佐々木朗希さんが守護神を務める場面がありました。
2年連続で、同じ場所に同じ難題が降りかかっている形です。

「毎年同じところでつまずく」
チームでも会社でも、これがいちばん胸にこたえるパターンではないでしょうか?

ただ、裏を返せばこうも言えます。
ドジャースは昨年、その難題を抱えたままワールドシリーズを制しました。

崩れているのは今のところ9回のマウンドだけで、チームの物語まで崩れたわけではありません。

大谷翔平さんとチームへの影響|3連覇へ「10月の最終アウト」を誰に託すのか

この問題は、大谷翔平さんの見え方も少し変えています。

大谷さんの決勝打が「帳消し」になりかけた夜

8月9日(日本時間)の試合を思い出してください。
大谷翔平さんの執念の内野安打が決勝点となり、チームは7連敗を止めました。

でもあの試合、9回にディアス投手が同点に追いつかれていなければ、延長までもつれることすらありませんでした。
打線が苦しい中で絞り出した1点が、9回に消える。

この構図が続くと、大谷さんや山本由伸さんたちの頑張りが、勝ち星という形に残りにくくなります。

「せっかくの決勝打が、危うく無駄になるところだった」
そう感じたファンも多かったはずです。

報道やSNSの反応を踏まえると、ファンからはこんな声が聞こえてきそうです。

「9回になるとテレビを消したくなる。心臓がもたない」

「実績は本物なんだから、何とか復活してほしい」

「朗希がまた10月にクローザーをやる姿も、ちょっと見たい自分がいる」

不安と期待が入り混じった、正直な空気だと思います。

8月11日からのロイヤルズ3連戦で見るべきポイント

チームは現在もナ・リーグ西地区の首位。
直近の3連戦を終えて70勝48敗、2位と7.5ゲーム差という位置は変わっていません。

次は日本時間8月11日から、本拠地でのロイヤルズ3連戦です。
もしリードした展開で9回を迎えたとき、ロバーツ監督が誰をマウンドに送るのか。

そこに、首脳陣の「今の答え」が出ます。
ディアス投手を送り続けるなら信頼の継続、別の投手なら再配置の始まり。

筆者としては、9回のブルペンの扉が開く瞬間を、これほどドキドキしながら待つ8月も珍しいと感じています。
そしてこの緊張感は、ペナントレースが本物の勝負どころに入った証拠でもあります。

よくある質問

ディアス投手はもう守護神を外れたのですか?

いいえ、現時点で球団からの正式な発表はありません。
米メディアが役割変更の検討を提言している段階で、決定した事実はありません(8月10日時点)。

佐々木朗希さんがクローザーになる可能性はありますか?

可能性として米記者が提唱している段階です。
昨年のプレーオフでクローザーを務めた実績があるため現実味を持って語られていますが、球団の決定ではありません。

ドジャースの順位への影響は出ていますか?

現在もナ・リーグ西地区首位で、2位と7.5ゲーム差です。
ただし8月はチーム全体で黒星が先行しており、9回のリード守り切りは今後の順位に直結する課題です。

まとめ|「108億円の問題」ではなく「10月の最終アウトの問題」

最後に、この記事の要点です。

ディアス投手は2夜連続のセーブ失敗で、8月防御率は18.00。
米メディアは「ディアス問題」と名づけて役割変更を提言し、佐々木朗希さんの抜擢論も浮上しています。

ただ、筆者はこの問題をこう捉えています。
これは108億円が高かったかどうかの話ではなく、「10月の最終アウトを誰に託すのか」という、優勝チームだけが悩める贅沢で切実な問いなのだと。

メッツ時代の実績は本物です。
昨季防御率1.63の投手が、このまま終わるとは筆者には思えません。

復活したディアス投手が9回を締めるのか、新しい守護神が誕生するのか。
どちらに転んでも、その瞬間を目撃できるのは今シーズンを追いかけている私たちだけです。

まずは11日からのロイヤルズ3連戦。
9回のマウンドに立つ背中を、一緒に見届けましょう!

ところで最近、筆者はYouTubeチャンネル「大谷一本【日米野球】」で、ピンチの場面でマウンドに内野陣が集まる瞬間ばかりを続けて見ています。
苦しいときに仲間へ声をかけに行く大谷さんたちの表情がたまらなくて、思わず一時停止して見入ってしまいました。

9回にヒヤヒヤさせられているファンのみなさんなら、あの「マウンドの輪」の頼もしさ、きっと分かりますよね。
守護神問題で胃が痛い今こそ、チームの絆を感じられるこのチャンネルをおすすめします!

▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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