大谷翔平さんは、2026年10月28日時点でNPB・MLBの公式戦でノーヒットノーランを達成していません。
あと4つは2022年9月29日の8回2死まで続いた無安打の挑戦を示します。達成を表す画像ではありません。出典:MLB公式、2026年10月28日確認。
特に惜しかったのは2022年9月29日のアスレチックス戦で、8回2死まで無安打でした。
一方、2023年にはメジャー初完封、2026年には6回無安打の登板があり、見出しだけを見返すと記録が重なって見えます。
筆者も朝の支度の途中で昔の好投動画を見つけると、これが記録を達成した日だったかしらと、つい手を止めてしまいます。
そこで、無安打の挑戦と完封を試合ごとに並べ、最後まで何が残ったのかを確認しました。
日付は米国現地の試合日を基本に記し、日本時間は必要な箇所に添えます。
ほかの成績や用語を調べたいときは、大谷翔平・MLBの観戦ガイドもご利用ください。
大谷翔平のノーヒットノーランは未達成|完封との違い

NPBの歴代無安打無得点試合一覧と、MLBの公式記録・大谷さんの年度別登板記録を確認した範囲で、達成の記録はありません。
MLBについてはレギュラーシーズンだけでなく、ポストシーズンの登板も分けて確認しています。
あなたも無安打、無失点、完封という言葉が続くと、全部同じ快挙のように感じることはありませんか?
まず、安打を打たれたかと、得点を許したかは別の項目だと考えると整理しやすくなります。
| 表現 | 見るポイント |
|---|---|
| 無安打 | 対象の投球中、安打を許していない |
| 無失点 | 相手の得点を許していない |
| 完封 | 一人で試合を投げ切り、失点がない |
| ノーヒットノーラン | 無安打無得点で試合を終える記録 |
| 完全試合 | 安打だけでなく四球や失策などによる走者も出さない |
完封は安打を打たれていても成立します。
反対に、四球や死球で走者を出せば、安打がなくても失点する場合があります。
英語のno-hitterは安打を許さない記録に着目するため、日本語の無安打無得点と失点の扱いまで同じだと思い込まないことも大切です。
MLBで公式のノーヒット試合となるには9回以上を投げ、延長ならその試合が終わるまで安打を許さない条件が必要です。
6回まで無安打という途中経過と、試合を最後まで無安打で終えた記録には、この違いがあります。
複数の投手がつないで達成する継投のノーヒット試合も、一人で投げ切った個人の記録とは区別します。
筆者は、呼び名を一つ覚えるより、スコア欄の安打と得点を別々に見るほうが、好投のすごさを実感できると思います。
大谷さんの二つのゼロが同じ意味なのかを意識すると、見出しの先にある試合が見えてきます。
2022年9月29日|8回2死、あと4アウトだった試合

大谷さんが個人のノーヒット試合に大きく近づいたのは、エンゼルス時代の2022年9月29日、日本時間30日のアスレチックス戦です。
8回表の2死まで相手打線を無安打に抑えましたが、コナー・カペルさんの打球が安打となり、挑戦が途切れました。
公式記録では、その打球は遊撃手リバン・ソトさんを経由して中堅方向へ抜けた単打です。
続くデルミス・ガルシアさんにも安打を許しましたが、最後はシェイ・ランゲリアーズさんを三ゴロに打ち取り、8回を終えています。
9回までに必要な27アウトのうち、最初の安打を許した時点で取っていたのは23アウトです。
27から23を引くと4なので、あと4アウトだったという表現になります。
あなたもあと4つと聞くと、その短さに胸がきゅっとなりませんか?
ただ、8回2死からはその回の最後の1人に加え、9回の3人を抑える必要があり、まだ打席は残っていました。
| 項目 | 大谷さんの最終投球成績 |
|---|---|
| 投球回 | 8回 |
| 被安打・失点 | 2安打・0失点 |
| 奪三振・四球 | 10奪三振・1四球 |
| 球数 | 108球 |
| チームの結果 | エンゼルスが4対2で勝利 |
ここで気をつけたいのは、チームの最終失点と大谷さん個人の失点の違いです。
相手の2得点は9回に入り、継投後に生まれたもので、大谷さん自身は無失点でした。
試合全体のスコアだけを見て、大谷さんが2点を取られたと読み替えないようにしましょう。
また、8回を投げ終えているため、最終成績の8回2安打と、無安打が続いた8回2死という途中経過は両立します。
投球回の数字にも、野球独特の表し方があります。
成績欄で7.2と表示されていれば、7回と3分の2、つまり23アウトを取った意味で、小数の7.2回として計算するものではありません。
8回2死という試合の進行と、成績欄の7.2という投球回が同じ場面を示すことを知ると、英語の速報も追いやすくなります。
当時の試合を見守る投稿では、惜しさを感じながら好投を誇らしく受け止める反応が見られます。
その気持ちを日本語で代弁すると、こんな声になります。
「あと少しだったけれど、この投球は誇らしい」
個別コメントの直訳ではなく、反応の傾向をまとめています。
筆者は、記録が途切れた直後も残るアウトを取り切ったところに、この日の強さを感じます。
惜しかったという言葉だけで閉じず、8回無失点の仕事まで覚えておきたい一戦です。
2023年7月27日|1安打完封と同日2本塁打

2023年7月27日、日本時間28日のタイガース戦ダブルヘッダー第1試合は、大谷さんのメジャー初完投・初完封でした。
エンゼルスが6対0で勝ち、大谷さんは9回を1安打、3四球、8奪三振、111球で投げ切っています。
唯一の安打は、5回先頭のケリー・カーペンターさんが放った中前への単打でした。
したがって、9回を投げ切った事実と無失点だった事実はどちらも正しいものの、被安打は1です。
ノーヒットノーランの達成日として、この試合を挙げることはできません。
あなたも1安打完封と聞くと、あと1本だけなら無安打の記録とほとんど同じに感じるかもしれません。
でも、その1本が記録上の呼び名を分ける一方、9回無失点の価値を消すことはありません。
2022年の試合との違いを並べると、どちらの記憶かを確かめやすくなります。
| 試合 | 投球回 | 安打 | 失点 | 記録の読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年9月29日 | 8回 | 2 | 0 | 8回2死まで無安打 |
| 2023年7月27日・第1試合 | 9回 | 1 | 0 | メジャー初完投・初完封 |
さらに2023年のその日は、第2試合で大谷さんが2本塁打を放ちました。
MLB公式の記事では、この日の37号と38号で、第2試合もエンゼルスが11対4で勝ったと確認できます。
完封と2本塁打は同じ日に起きましたが、同じ一試合の投打成績としてまとめず、第1試合と第2試合に分けて読むのが正確です。
試合の映像を編集したまとめ動画では、この境目が見えにくくなることもあります。
日付に加えて第何試合かを覚えておくと、二刀流の一日を人に話すときにも伝えやすいですね。
筆者は、投手として一試合を締めくくった後、同じ日に打者としても主役になる流れに、何度振り返っても驚きます。
達成していない記録を加えなくても、この日の事実だけで十分に特別だと感じます。
年ごとの投打成績は大谷翔平の通算成績、ほかの快挙は大谷翔平の記録一覧でも整理しています。
2026年5月27日|6回無安打と1失点が両立する理由

ドジャース移籍後では、2026年5月27日、日本時間28日のロッキーズ戦も、見出しを読み違えやすい登板です。
大谷さんは6回を無安打、1失点、7奪三振、4四球、1死球、99球で終えました。
あなたも無安打なのに1失点と見ると、どこで点が入ったのか気になりますよね?
安打以外でも四球などで走者は出塁でき、その走者が進んで本塁へ戻れば得点になります。
この日の公式記事でも、制球に苦しんで走者を出し、4回に1点を許した経過が説明されています。
安打の欄の0を、相手の出塁も得点もすべて0だったという意味には広げられません。
継投後、ウィル・クラインさんが7回を無安打でつなぎ、チームの無安打は8回2死まで続きました。
しかし、タナー・スコットさんからタイラー・フリーマンさんが安打を放ち、継投のノーヒット試合にも届いていません。
試合はドジャースが4対1で勝利し、ロッキーズの安打は最終的に1本でした。
つまり、大谷さんの最終被安打0と、チーム全体の最終被安打1も、それぞれ対象が違うため矛盾しません。
公式のボックススコアなら、投手一覧から大谷さんの行を選び、IPが投球回、Hが被安打、Rが失点、BBが四球、SOが奪三振と対応させます。
試合全体の上段スコアと投手別の下段成績を行き来すると、誰が投げていた時間の数字なのかを自分でも確かめられます。
この登板の成績を扱う投稿では、無安打と失点が並ぶ数字への戸惑いも語られていました。
傾向を日本語で代弁すると、こんな反応です。
「安打ゼロなのに1点入るのが不思議」
これは特定の発言をそのまま翻訳した引用ではなく、話題になった疑問を整理したものです。
筆者は、この少し不思議な成績こそ、野球を知る入口になると思います。
無安打という見出しを見たら、まず何回までか、次に個人か継投か、最後に試合がどう終わったかを見ると迷いにくくなります。
途中の期待をそのまま達成記録にせず、好投した時間と最終結果の両方を残しておきたいですね。
よくある質問
日本ハム時代にはノーヒットノーランを達成していますか?
2026年10月28日に確認したNPBの歴代無安打無得点試合一覧に、大谷さんの達成記録はありません。
大谷翔平が初めてメジャーで完封したのはいつですか?
米国現地2023年7月27日、タイガースとのダブルヘッダー第1試合です。
9回1安打無失点で、ノーヒットノーランとは区別します。
2022年の試合はあと何人で達成でしたか?
8回2死まで無安打で、9回までの27アウトにはあと4アウトでした。
その後も8回を投げ終え、最終成績は8回2安打無失点です。
6回無安打で降板しても個人のノーヒットノーランですか?
途中まで無安打の登板であり、個人が試合を最後まで無安打で投げた達成記録にはなりません。
後続投手も含めて無安打で終わったかは、継投の記録として別に確認します。
エリカのひとこと
記録まであと少しという日の悔しさも、投げ切った日の晴れやかさも、それぞれ違う宝物だと思います。
名前のついた快挙だけを数えず、一試合の最後まで見届ける気持ちを忘れたくないです。
まとめ
大谷さんのノーヒットノーランは、2026年10月28日の公式記録確認では未達成です。
2022年は8回2死まで無安打、2023年は1安打完封、2026年5月は6回無安打と、試合日と最終成績を組み合わせて覚えると整理できます。
安打と失点、個人とチーム、途中経過と最終結果を分けると、次の登板のニュースも一段深く楽しめます。
出典:NPB・歴代無安打無得点試合/MLB・ノーヒット試合記録/MLB・2022年の8回無失点/MLB・2023年の1安打完封/MLB・2026年の6回無安打/MLB・完封の定義(2026年10月28日確認)
投球の記憶を振り返った後は、大谷一本の「【2025WS総集編】大谷翔平、山本由伸の大活躍まとめ‼ワールドシリーズはこれだけ見ればOK‼【聞き流し 作業用BGM 睡眠用 完全保存版】」もぜひどうぞ。
2025年のワールドシリーズを題材に、大谷さんと山本さんを応援する時間をもう少し楽しんでみてください。
チャンネル:大谷一本【日米野球を独自解説】

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