MLB新人王・ゴールドグラブ・殿堂入りの条件と2026年発表日

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MLBの新人王は、前年までに130打数・50投球回・登録45日を超えていない選手が対象で、2026年は米国時間11月9日に発表されます。

ゴールドグラブ賞は11月1日、MVPは11月12日に決まり、殿堂入りは原則としてメジャー10シーズンと引退後5年が記者選考の条件です。

この記事では、新人王・ゴールドグラブ賞・シルバースラッガー賞・殿堂入りの条件と、2026年の候補、日本人の受賞歴、発表日を、表で一度に確かめられます。

「大谷翔平さんは、いつ殿堂入りの候補になれるの?」

その答えも、最後まで読むと分かります!

目次

MLBの新人王の条件と2026年の新人王候補

130打数・50投球回・登録45日・どれも超えない・新人資格あり
前年までのメジャーでの累計が3基準のいずれも超えないことが新人資格の条件。登録日数から故障者リスト期間を除く。出典:MLB公式用語集、2026年10月20日確認。

MLB公式の用語集によると、新人とみなされるのは、前の年までに次のどれも超えていない選手です。

ひとつは、メジャーで130打数、または50投球回です。

もうひとつは、レギュラーシーズン中に出場選手登録された日数の合計45日で、故障者リストに入っていた日は数えません。

MLB公式の新人王のページによると、MLBの新人王は全米野球記者協会の記者がポストシーズンの前に投票し、順位ごとの点数で決まります。

1947年と1948年はメジャー全体で1人でしたが、1949年からは両リーグで1人ずつになり、1987年にはジャッキー・ロビンソンさんの名前を冠した賞になりました。

2026年の候補を見る参考として、MLB公式の9月2日の新人王の投票で、記者40人が選んだ上位の選手たちを紹介します。

ア・リーグはタイガースのケビン・マクゴニグルさんが1位で、ガーディアンズのパーカー・メシックさん、ホワイトソックスの村上宗隆さんが続きました。

ナ・リーグはレッズのサル・スチュワートさんが1位で、カージナルスのJJ・ウェザーホルトさん、メッツのノーラン・マクリーンさんが続いています。

同じ投票では、ブルージェイズの岡本和真さんも票を集めました。

これは9月時点のMLB.com独自アンケートで、11月の正式な表彰投票の結果や最終候補発表とは区別してください。

リーグ9月2日の投票の順位選手・球団2026年の成績
ア・リーグ1位ケビン・マクゴニグル・タイガース156試合 打率.278 18本塁打 168安打
ア・リーグ2位パーカー・メシック・ガーディアンズ12勝9敗 防御率2.56 193奪三振
ア・リーグ3位村上宗隆・ホワイトソックス127試合 打率.207 35本塁打 77打点
ア・リーグ票を集めた岡本和真・ブルージェイズ156試合 打率.232 33本塁打 92打点
ナ・リーグ1位サル・スチュワート・レッズ162試合 打率.263 32本塁打 112打点
ナ・リーグ2位JJ・ウェザーホルト・カージナルス139試合 打率.242 17本塁打 51打点
ナ・リーグ3位ノーラン・マクリーン・メッツ12勝10敗 防御率3.16 194奪三振

成績は、MLB公式の新人の打撃成績のデータなどで確かめた、2026年のレギュラーシーズンの最終の数字です。

同じデータでは、村上さんの35本塁打はア・リーグの新人で1位、岡本さんの33本塁打は2位でした。

9月2日の記事は、スチュワートさんについて、1947年以降に30本塁打・100打点を記録した新人は全員が新人王になっている、と伝えています。

新人王の候補に日本人が2人も上位で並んだ年は、日本のファンにとっても特別な1年ですね。

筆者は、村上さんがけがで1か月以上離れたあとも本塁打を積み重ねた数字を見て、悔しさと誇らしさが入り混じった気持ちになりました。

あなたも、11月9日の発表を、スマホを握りしめて待つことになるのではないでしょうか?

MLBのゴールドグラブ賞・シルバースラッガー賞|ベストナインにあたる賞

守備賞・投票75%・指標25%・選出・打撃賞・監督・コーチ・投票
守備賞はゴールドグラブ賞の通常の守備位置部門、打撃賞はシルバースラッガー賞。選考の割合と流れを比較。出典:MLB公式の賞紹介、2026年10月20日確認。

MLB公式のゴールドグラブ賞のページによると、MLBのゴールドグラブ賞は1957年に始まった守備の賞で、1958年からは両リーグの守備位置ごとに選ばれています。

選ぶのはメジャーの監督とコーチで、自分のリーグの選手だけに投票し、自分のチームの選手には投票できません。

この投票が75パーセント、守備の指標の専門家たちの評価が25パーセントで決まります。

日本のプロ野球ではゴールデングラブ賞と呼ぶため、MLBの賞もゴールデングラブ賞と呼ばれることがありますが、正式にはゴールドグラブ賞です。

MLB公式のシルバースラッガー賞のページによると、シルバースラッガー賞は1980年に始まった打撃の賞で、守備位置ごとに両リーグの最も優れた打者が選ばれます。

こちらも、メジャーの監督とコーチが、自分のチームの選手以外に投票します。

MLBのベストナインに当たる賞を探している人には、シルバースラッガー賞がいちばん近い賞です。

2025年のナ・リーグの指名打者部門では、大谷翔平さんが選ばれました。

2026年のゴールドグラブ賞は、MLB公式の表彰日程の記事によると、10月15日に発表された最終候補の中から11月1日に選ばれます。

シルバースラッガー賞の最終候補は、11月2日に発表されます。

2026年10月20日の確認時点では、どちらも受賞者の発表前です。

10月15日公表のゴールドグラブ賞最終候補には、ナ・リーグ右翼手で鈴木誠也さん、三塁手でマックス・マンシーさん、中堅手でアンディ・パヘスさんが入りました。

日本人の新たな受賞が生まれるかという視点では、鈴木さんの名前も見逃せませんね。

筆者は前職で賞の現場を取材していた頃、守備の賞ほど数字だけでは語りきれない賞はないと感じていました。

みなさんにも、この選手の守備だけは何度でも見たい、という人がいるのではないでしょうか?

MLBの殿堂入りの条件と仕組み|イチローさんが示した基準

10シーズン・引退から5年・記者投票・75%以上・殿堂入り・5%未満・候補から外れる
BBWAAの通常の記者選考の流れ。5%以上75%未満なら次年の候補に残り得るが最長10回。別途、時代委員会による選考もある。出典:米国野球殿堂公式、2026年10月20日確認。

アメリカ野球殿堂の公式の選考規則によると、BBWAAの通常の記者選考では、メジャーで10シーズン以上プレーし、引退してから5年以上たっていることが基本条件です。

候補になれるのは、選挙の15年前から5年前までの間にメジャーでプレーした選手なので、同じ選手が候補に残れるのは最長で10回です。

投票するのは、10年以上続けて野球を担当している全米野球記者協会の記者で、1人10人まで書くことができます。

得票が75パーセント以上なら殿堂入りで、5パーセントに届かないと次の年の候補から外れます。

同じ規則には、打率4割や完全試合のような1つの記録だけで自動的に殿堂入りすることはない、とも書かれています。

殿堂には、この記者投票とは別に時代委員会による選考経路もあります。

したがって、記者投票の候補から外れたことと、将来にわたり殿堂への道がなくなることは同じではありません。

全米野球記者協会の2026年の発表によると、2026年は425票が投じられ、319票が殿堂入りの線でした。

カルロス・ベルトランさんが358票の84.2パーセント、アンドリュー・ジョーンズさんが9回目の挑戦で333票の78.4パーセントを集めて選ばれ、別の委員会で選ばれたジェフ・ケントさんと一緒に、7月26日に表彰されました。

決まり中身
候補になる条件メジャーで10シーズン以上・引退から5年以上
候補でいられる回数最長10回
投票する人10年以上野球を担当する記者
1人が書ける人数10人まで
殿堂入りの線75パーセント以上
候補から外れる線5パーセント未満
投票の時期11月下旬に投票用紙が届き12月31日まで

そして2025年、日本人として初めてMLBの殿堂入りを果たしたのがイチローさんです。

マリナーズ公式のページによると、イチローさんは394票のうち393票、99.7パーセントを集め、2025年7月27日に日本生まれの選手として初めて殿堂に入りました。

満票まで、あと1票でした。

MLB公式の記事が史上初の満票の殿堂入りとして紹介しているのはマリアノ・リベラさんで、イチローさんはそれに迫る数字だったことになります。

アメリカ野球殿堂のイチローさんのページによると、イチローさんがメジャーで初めて試合に出たのは27歳で、メジャーでは3,089安打を打ちました。

同じページは、日本で打った1,278安打を足すと4,367安打になるとも紹介しています。

選考の規則が見るのはメジャーでの10シーズンです。

27歳から始めても、メジャーだけの記録で記者のほぼ全員を納得させたことが、イチローさんの殿堂入りが示した基準だと筆者は受け止めています。

長さではなく、その中身でたどり着けるということですね。

では、大谷翔平さんの殿堂入りはいつから考えられるのでしょうか?

MLB公式の大谷さんの選手データでは、メジャーデビューは2018年3月29日なので、2026年までのシーズンは9つです。

2027年にもメジャーでプレーすれば10シーズンの条件を満たしますが、通常の記者選考の候補になるには、その後の引退から5年の経過も必要です。

筆者はイチローさんの393票という数字を見たとき、あと1票の重さに胸が締めつけられて、しばらく画面から目が離せませんでした。

あなたなら、殿堂の投票用紙を1枚もらえたら、最初に誰の名前を書きますか?

MLBで殿堂入りした日本人と日本人の受賞歴

1995年・野茂英雄・新人王・2000年・佐々木主浩・新人王・2001年・イチロー・新人王・MVP・2018年・大谷翔平・新人王・2025年・イチロー・殿堂入り
日本人選手の新人王とイチローさんの殿堂入りを抜粋。全受賞歴は本文の表を参照。出典:MLB公式・野球殿堂公式、2026年10月20日確認。

日本人の主な受賞歴を、MLB公式の選手データの受賞歴と、イチローさんの受賞歴のデータで確かめて、表にまとめました。

選手主な受賞
野茂英雄さん新人王 1995年・ナ・リーグ
佐々木主浩さん新人王 2000年・ア・リーグ
イチローさん新人王とMVP 2001年/ゴールドグラブ賞10回 2001〜2010年/シルバースラッガー賞3回 2001・2007・2009年/殿堂入り 2025年
松井秀喜さんワールドシリーズMVP 2009年
上原浩治さんア・リーグ優勝決定シリーズMVP 2013年
大谷翔平さん新人王 2018年/MVP4回 2021・2023・2024・2025年/シルバースラッガー賞4回 2021・2023・2024・2025年/ハンク・アーロン賞3回 2023〜2025年/最優秀指名打者賞5回 2021〜2025年/ナ・リーグ優勝決定シリーズMVP 2025年
山本由伸さんワールドシリーズMVP 2025年

新人王を取った日本人は、野茂さん、佐々木さん、イチローさん、大谷さんの4人です。

ゴールドグラブ賞を取った日本人は、10年続けて受賞したイチローさんだけです。

イチローさんは新人の年にMVPも取り、新人王とMVPを同じ年に取った史上2人目の選手になったと、殿堂のページは伝えています。

大谷さんは2018年に新人王になり、MVPは4回、シルバースラッガー賞も4回です。

2025年には、ナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPにも選ばれました。

山本由伸さんの2025年のワールドシリーズMVPで、ワールドシリーズMVPの日本人は松井秀喜さんと2人になりました。

日本人選手の2026年の成績は日本人メジャーリーガー総まとめで整理しています。

大谷さんの歩みや人物像は、大谷翔平プロフィールガイドからたどれます。

筆者は、この表を作りながら、日本人の名前が年を追うごとに増えていくのを見て、うれしさがこみ上げてきました!

私たちファンも、この表に新しい名前と年が書き足される瞬間を、毎年の楽しみにしていますよね。

公式記事に記された反応や記録を踏まえ、ファンの気持ちを代弁すると、こんな声になります!

「イチローさんが満票まであと1票だったと聞いて、鳥肌が立った」

「ゴールドグラブ賞の日本人がイチローさんだけだったなんて、知らなかった」

「新人王の表に日本人が4人も並んでいるのは、同じ日本人として誇らしい」

次にこの表へ名前を書き足すのが誰なのか、筆者も11月の朝を楽しみに待ちます!

MLBの表彰日程と発表日(日本時間)

11月1日・ゴールドグラブ・11月9日・新人王・11月11日・サイ・ヤング賞・11月12日・MVP・11月17日・シルバースラッガー
2026年の公表日程。図の日付はすべて米国日付。ゴールドグラブ賞は日本時間11月2日午前10時30分。出典:MLB公式、2026年10月20日確認。

以下は2026年10月20日に確認した公表日程です。

MLBの表彰日程は、MLB公式の2026年の表彰日程によると、10月26日のロベルト・クレメンテ賞から始まり、11月17日のシルバースラッガー賞で終わります。

米国東部時間の時刻が公表されている賞は、日本時間に直しました。

11月1日の未明に米国は夏時間が終わるため、11月の発表は日本との時差が14時間になります。

賞米国の発表日日本時間
ゴールドグラブ賞の最終候補10月15日公表済み
ロベルト・クレメンテ賞10月26日 ワールドシリーズ第3戦の前試合の時刻による
ゴールドグラブ賞11月1日 午後8時30分11月2日 午前10時30分
シルバースラッガー賞の最終候補11月2日 午後2時11月3日 午前4時
プラチナグラブ賞11月6日時刻の発表待ち
新人王11月9日時刻の発表待ち
最優秀監督賞11月10日時刻の発表待ち
サイ・ヤング賞11月11日時刻の発表待ち
All-MLBチーム・ハンク・アーロン賞・最優秀指名打者賞など11月11日 午後9時11月12日 午前11時
MVP11月12日時刻の発表待ち
シルバースラッガー賞11月17日時刻の発表待ち

新人王・最優秀監督賞・サイ・ヤング賞・MVPの全米野球記者協会の4つの賞は、開始時刻が2026年10月20日時点で発表されていません。

同じ記事は、2026年のMVPでは、ア・リーグはアストロズのヨーダン・アルバレスさん、ナ・リーグはカブスのピート・クローアームストロングさんが本命だと伝えています。

記事によると、アーロン・ジャッジさんも大谷翔平さんもMVPを取らなければ、2020年以来のことになります。

筆者は毎年この時期、仕事の合間に日本時間の発表の時刻をカレンダーに書き込むのが、ひそかな楽しみになっています。

みなさんも、11月の朝にどの発表から見るか、今のうちに決めておきたくなりませんか?

MLBの新人王・ゴールドグラブ・殿堂入りのよくある質問

MLBの新人王の条件は何ですか?

前の年までにメジャーで130打数か50投球回、または故障者リストを除く45日の出場登録を超えていないことです。

この条件を満たせば、日本のプロ野球で長くプレーした選手も新人として扱われます。

2026年の新人王はいつ発表されますか?

米国時間の2026年11月9日です。

全米野球記者協会の4つの賞の中で、最初に発表される賞です。

殿堂入りした日本人は誰ですか?

2026年10月時点で、2025年に殿堂入りしたイチローさんだけです。

394票のうち393票、99.7パーセントの得票でした。

大谷翔平さんはいつから殿堂入りの候補になれますか?

メジャーで10シーズン以上プレーし、引退してから5年たってからです。

2027年にもメジャーでプレーすれば、10シーズンの条件を満たします。

エリカのひとこと

賞の表を並べてみると、どの名前の後ろにも、記者や監督たちが1票ずつ重ねた評価があるのだと改めて感じました。

11月の発表の朝は、日本人の名前が呼ばれる瞬間を、一ファンとして心から楽しみに待ちたいです!

まとめ|あと1票の重さが、殿堂の基準を教えてくれた

MLBの新人王は130打数・50投球回・45日の登録を超えていない選手が対象で、2026年は11月9日に発表されます。

ゴールドグラブ賞は監督とコーチの投票が75パーセント、シルバースラッガー賞は監督とコーチの投票で選ばれ、どちらも11月に決まります。

殿堂入りはメジャー10シーズンと引退後5年が条件で、イチローさんは日本生まれの選手として初めて、99.7パーセントで選ばれました。

満票まであと1票。

その1票の差が、殿堂という場所の重さを、いちばん分かりやすく教えてくれているのかもしれません。

打率やOPSなど、賞の裏にある数字の読み方は、野球の指標ガイドから読んでみてください。

賞の条件を一つずつ調べると、受賞を待つファンの気持ちにも思いが向きます。

大谷一本【日米野球】の【大谷翔平MVP】日本の宝がまたMVP!同じ時代を生きられる幸せにファンの涙が止まらない【大谷翔平4度目のMVP】は、4度目のMVPとファンの喜びを題名に掲げた動画です。

筆者が好きなのは、この題名にある同じ時代を生きられる幸せという言葉です。

受賞回数を表にすると短い数字ですが、そこには試合を追い続けた人それぞれの時間も重なっている気がします。

あなたも応援していた選手の名前が呼ばれた日に、自分のことのようにうれしくなった経験はないでしょうか?

賞の仕組みを知ったあと、応援する喜びも味わいたい方に紹介したい1本です!

▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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この記事を書いた人

エリカ(ペンネーム)。Tiramisù Box で、大谷翔平さんとMLBの記事の語り手を担当しています。試合日程・ルール・記録の数字を、野球に詳しくない人にも分かる言葉で届けるのが役目です。記事の作り方は「編集方針」のページをご覧ください。最近は、大谷翔平さんの挑戦や人柄を伝えるYouTubeチャンネル大谷一本【日米野球】も楽しんでいます。

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