山本由伸の23人連続アウトを振り返る|2026年6月14日の1安打投球

無人のマウンドとボールで1安打投球を表したイメージ。実際の試合写真ではありません。
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現地2026年6月13日、日本時間6月14日のホワイトソックス戦で、山本由伸は8回1/3を投げて1安打1失点。ドジャースは7対1で勝ち、山本はこの試合で今季7勝目を挙げました。記録はMLB公式ボックススコアで確認できます。

この試合を振り返る際の要点は、完全試合と無安打試合が別の条件だということです。山本は最初の23人を続けて打ち取りましたが、そこで完全試合まで残っていたのは4アウト。9回の先頭打者に本塁打を許す直前には、無安打で試合を終えるまで3アウト必要でした。「あと1球」だった試合ではありません。

以下では、試合終了後に確定した数字とプレーの順番を分けて整理します。ここでの「7勝目」や大谷翔平の「14号」は、その試合終了時点の記録です。現在のシーズン成績や直近の試合結果を表す数字ではありません。

目次

山本由伸の最終成績|8回1/3、1安打1失点

投球結果を先に見ると、山本が許した安打は1本で、それが9回のソロ本塁打でした。四球はなく、7三振を奪っています。MLB公式の試合記事と公式記録を合わせて読むと、失策出塁と被安打を区別できます。

項目 この試合の記録
対戦・開催地 ホワイトソックス戦、シカゴ
チームの結果 ドジャース7対1ホワイトソックス
山本の投球回 8回1/3
被安打・失点 1安打・1失点
四球・奪三振 0四球・7奪三振
投球数 109球
勝利 この試合でシーズン7勝目

8回1/3は「8.333…回」という意味で、8回を終えた後にもう一つアウトを取ったことを示します。野球の記録で8.1と表示される場合の「.1」も、10分の1回ではなく1アウトです。投球回を計算するときは、まずアウトの数へ直すと混乱を避けられます。

この日の山本が取ったアウトは25です。8回までで24アウト、9回の1アウトを加えて25アウトになります。9イニングを一人で投げ切った27アウトには達していないため、この登板は完投ではありません。「1安打だった」と「完投した」は別々に確認する必要があります。

また、チームの失点と先発投手の失点が同じになる試合もあれば、救援投手の登板後に増える試合もあります。今回はチームの最終スコアが7対1で、山本の失点は1です。スコアだけを見て先発の投球回や被安打まで推測せず、投手欄の行を確かめてください。

23人連続アウトのあと、完全試合まで残り4アウト

23アウトの時点で、9回終了まで必要な27アウトには残り4アウトでした。
23アウトの時点で、9回終了まで必要な27アウトには残り4アウトでした。

山本は先頭打者から23人を連続で打ち取りました。7回を終えるとアウトは21、8回の最初の2人を打ち取ると23です。この時点では走者を一人も出していませんでした。経過はMLB公式記事で確認できます。

9回までの通常の試合で必要なアウトを27とすると、27−23=4です。8回2アウトからは、まず8回最後のアウト、続いて9回の3アウトが残っています。「8回まで来たから、あと2人」という数え方では、回の途中のアウトを取り違えてしまいます。

完全試合の条件が途切れたのは、8回2アウトからの失策出塁でした。遊撃手ムーキー・ベッツの守備の失策によって打者が塁に出たため、走者を一人も許さないという条件を満たせなくなりました。安打を打たれたわけではない点が、その後の見方を分けます。

この場面で変わったのは完全試合の可能性です。安打が記録されていないので、無安打で試合を終える可能性は残っていました。実況や見出しで似た言葉が並んでも、どの記録が継続し、どの記録が途切れたかは公式のプレー記録で判断できます。

時点 アウト数 残っていた条件
7回終了 21 走者なし・安打なし
8回2アウト、23人を打ち取った後 23 完全試合まで4アウト
8回2アウト、失策による出塁後 23 完全試合は消滅、無安打は継続
8回終了 24 無安打で終えるまで3アウト

アウト数の変化と走者の有無は別に追うと分かりやすくなります。失策で打者が出塁しても、そのプレーでアウトを取っていなければアウト数は増えません。走者を出したからイニングが進むわけでもなく、次の打者との対戦で残りのアウトを取る必要があります。

9回先頭の本塁打で無安打も終了

失策による出塁で完全試合、9回先頭の本塁打で無安打の可能性が途切れました。
失策による出塁で完全試合、9回先頭の本塁打で無安打の可能性が途切れました。

8回を終えた山本は、安打を許さないまま9回のマウンドへ上がりました。しかし先頭打者トリスタン・ピーターズがソロ本塁打を放ち、この試合最初の被安打と失点が記録されました。プレーの順序はMLB公式試合ページで確認できます。

9回の先頭打者を迎える時点では、その回のアウトはまだありません。通常の9回終了まで残っていたのは3アウトです。必要な投球数は打者の結果やカウントによって変わり、何球で終わるかを先に決めることはできません。「あと1球で達成」という表現は、この経過を正確に示しません。

本塁打を許したことによって、無安打と無失点の両方が同じプレーで途切れました。もし単打で走者が出ただけなら、無安打は終わっても無失点は続く可能性があります。この試合では長打の種類が本塁打だったため、打者自身の得点まで一度に記録されています。

その後、山本は9回の1アウトを取り、8回1/3で登板を終えました。試合を最後まで無安打に抑える記録には届きませんでしたが、許した安打が1本という最終成績は変わりません。達成できなかった記録だけに注目すると、実際に残した投球内容を見落としてしまいます。

降板したことから監督や投手の心情を推測する必要もありません。交代の理由を知りたい場合は試合後の公式説明を確認し、記録欄から本人の感情まで読み取らないようにします。アウト数、被安打、失点、球数は確認できる事実で、心理とは別の情報です。

完全試合・無安打試合・完封の違い

完全試合は、安打だけでなく四死球や失策などによる出塁も許さずに終える試合です。一方、無安打試合では走者が出ること自体は禁止されていません。安打を許していなければ、四球や失策による走者がいても無安打の状態は続きます。

MLBで公式のノーヒッターとして扱われるには、9回以上の試合で安打を許さない条件があります。複数投手による継投でも成立します。短い回数を無安打に抑えたという成績と、公式のノーヒッターの記録は区別してください。詳細はMLBの短縮試合と無安打記録の説明にあります。

日本語で「ノーヒットノーラン」と呼ぶ場合は、無安打に加えて無失点という意味で理解されることがあります。英語のno-hitterは安打の有無が中心で、四球や失策などを通じて失点することも理論上あり得ます。言葉を置き換えるだけでなく、その試合の安打と得点を別々に確認します。

完封は相手に得点を与えずに試合を終えることに注目した言葉です。安打を許しても無失点なら、その条件とは両立します。逆に、この日の山本は本塁打で1点を失っているので完封ではありません。完全試合、無安打、無失点、完投は、それぞれ別の軸で成績を説明しています。

用語 主に見る条件 この日の山本
完全試合 出塁を許さず試合を完了 失策出塁があり未達成
無安打試合 9回以上、被安打なしで試合を完了 本塁打を許し未達成
無失点 失点がない 1失点
完投 先発投手が一人で最後まで投げる 9回途中で交代

好投の価値を判断するときは、どれか一つの称号を取れたかだけでなく、投球回と走者の少なさも見ます。山本はこの試合で四球を出さず、9回途中まで投げました。無安打記録の達成とは別に、チームの勝利に長いイニングで貢献したという評価の根拠になります。

打線の援護|大谷の14号とマンシーの2本塁打

ドジャース打線では、大谷翔平が復帰初打席に先頭打者本塁打を打ちました。この試合でのシーズン14号です。左膝の炎症で前の試合を欠場した経緯と復帰時の説明は、MLB公式の復帰記事で確認できます。

先制点が入ったことと、その後の山本の投球がよかったことは同じ試合の事実です。ただし、得点が入ったから好投できたと心理的な因果関係まで断定する必要はありません。打線の得点と投手の失点を分けて見ると、投打がそれぞれ何を残したかを具体的に理解できます。

マックス・マンシーはこの試合で2本塁打を打ちました。大谷の先頭打者本塁打だけで7点すべてが入ったわけではなく、複数の打者による攻撃で点差を広げています。公式ボックススコアの打撃欄とイニング別得点を合わせて確認してください。

大谷の復帰初打席の打球や、体調の説明との違いを詳しく知りたい場合は、復帰初打席14号の公式記録を振り返る記事に整理しています。出場して本塁打を打ったという事実は、症状がすべて解消した証明とは別です。

公式記録で試合を振り返る手順

最初に試合の現地日付と対戦カードを確認します。日本で翌朝に見る試合では日付が1日違うことがあるため、日本時間だけで探すと翌日の別試合を開く場合があります。この試合なら現地6月13日のドジャース対ホワイトソックスを選びます。

次に最終スコアを見てから投手欄へ進みます。試合全体の得点、山本の投球回、被安打、四球、三振を順に読むと、一つの数字を別の項目へ取り違えにくくなります。最後にプレー記録を開き、失策出塁と本塁打が起きた回、アウト数を確認してください。

ハイライトは重要な場面を短く振り返るのに便利ですが、すべての打者との対戦が映るとは限りません。映像が切り替わる直前に何アウトだったか分からない場合は、公式記録へ戻ると補えます。映像の長さを実際の投球間隔や試合時間と同一視しないことも大切です。

次に観戦する試合を探すときは、この6月の記録から登板間隔を機械的に延ばさず、ドジャースの日程と選手出場の確認ガイドから公式の最新予定へ進みます。過去の好投を振り返ることと、次回登板日を確かめることを分けてください。

よくある質問

完全試合まであと何人でしたか?

最初の23人を打ち取った時点では、27アウトまで残り4アウトでした。その次の打者が失策で出塁したため、完全試合の可能性がなくなりました。

ノーヒッターまであと1球でしたか?

違います。9回先頭打者を迎える時点では3アウトが必要でした。必要な球数は決まっていないため、「あと1球」とは説明できません。

エラーがあると無安打の記録も終わりますか?

失策による出塁は安打とは別です。この試合では失策出塁後も無安打が続き、9回先頭の本塁打で初めて被安打が記録されました。

8.1回は8回10分の1ですか?

野球の投球回欄では、8回と1アウトを示します。通常の小数計算とは違い、8回1/3と読みます。

まとめ|記録の条件とアウト数を分けて振り返る

山本由伸は現地6月13日の試合で先頭から23人を打ち取り、最終的に8回1/3、1安打1失点の投球で勝利しました。完全試合は8回2アウトの失策出塁、無安打は9回先頭の本塁打で途切れています。

23アウトの時点で残り4アウト、9回開始時点で残り3アウトという数え方を押さえると、この試合がどこまで記録に迫ったのかを正確に理解できます。達成できなかった記録と実際に残した投球成績の両方を、公式の試合ページで確認してみてください。

無人のマウンドとボールで1安打投球を表したイメージ。実際の試合写真ではありません。

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この記事を書いた人

エリカ(ペンネーム)。Tiramisù Box で、大谷翔平さんとMLBの記事の語り手を担当しています。試合日程・ルール・記録の数字を、野球に詳しくない人にも分かる言葉で届けるのが役目です。記事の作り方は「編集方針」のページをご覧ください。

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