あと2人で、完全試合でした。
あと1球で、ノーヒッターでした。
でも、その「あと一歩」が、どれほど大きな一歩だったか。
今日の試合を見届けた人なら、きっと分かってくれるはずです。
日本時間の6月14日。
敵地シカゴでのホワイトソックス戦で、ドジャースの山本由伸さんが、とんでもない投球を見せました。
筆者は朝、コーヒーを淹れながらスマホで途中経過を追っていたのですが、イニングが進むごとに指先が冷たくなっていくような、あの感覚を久しぶりに味わいました。
「これ、もしかして……」
その「もしかして」の正体を、一緒に整理していきましょう。
山本由伸さんの今日の試合結果は?23人連続アウトの衝撃
まず、今日の試合結果から整理します。
報道によると、ドジャースが7対1でホワイトソックスさんに快勝しました。
敵地での勝利です。
そして、その勝利の中心にいたのが、先発した山本由伸さんでした。
あわや完全試合、味方のエラーで途切れた完璧
山本さんは、最初の打者から、淡々とアウトを積み上げていきました。
報道によると、最初の23人を連続で打ち取ったとのことです。
23人連続。
これは、7回を投げ終えて、8回も2アウトまで、ヒットも四球もエラーも、誰一人として塁に出していないという意味です。
つまり、あと2人を抑えれば「完全試合」という、野球の頂の一つに手が届く場面でした。
その完璧な記録が途切れたのは、皮肉にも味方の守備からでした。
報道によると、8回2アウトから、遊撃手のベッツさんの送球エラーで、相手打者が初めて出塁したとのことです。
打たれたヒットではない。
だからこの時点で、「無安打(ノーヒッター)」の可能性は、まだ消えていませんでした。
あなたも、あと少しで完璧、という瞬間に、自分のミスではない何かで歯車が狂った経験はないでしょうか?
筆者は前職で記者をしていた頃、こういう「あと一歩」の現場を何度も見てきましたが、見ているこちらの胸まで締めつけられました。
9回先頭被弾でノーヒッターも消滅、それでも7勝目
運命の9回。
無安打のまま、山本さんはマウンドに上がりました。
しかし、報道によると、その回の先頭打者にホームランを打たれ、ついに最初の1本を許してしまいます。
あと1球、あと1人で、無安打投球が完成するかもしれない。
そんな緊張の糸が、一本の打球でほどけた瞬間でした。
それでも、山本さんの投球内容は圧巻でした。
報道によると、最終的に8回3分の1を投げて、被安打はわずか1本。
四死球は0、奪三振7、失点は1のみで、今季7勝目を挙げたとのことです。
記録には「ノーヒッター」とは残りません。
でも、この日のマウンドの支配ぶりは、数字以上のものを私たちに見せてくれました。
大谷翔平さんは復帰即・先頭打者ホームランで援護
この日のドジャースは、投打がきれいにかみ合いました。
朝の速報でも大きな話題になりましたが、左膝の状態が心配されていた大谷翔平さんが、2試合ぶりにスタメン復帰。
しかも、復帰初打席でいきなり先頭打者ホームランを放ちました。
報道によると、これが今季14号とのことです。
「昨日まで心配していた人、今ごろ笑ってるでしょ」
そんな声がSNSで飛び交ったのも、よく分かります。
不安と歓喜が、たった一振りでひっくり返ったのですから。
さらに、報道によると主砲のマンシーさんがこの日2本のホームランを打ち、チームトップとなる16号に到達したとのことです。
山本さんが点を許さず、大谷さんとマンシーさんが援護する。
私たちファンが「これぞドジャース」と胸を張りたくなる、理想的な勝ち方でした。
大谷さんの復帰弾そのものについては、筆者が別の記事でじっくり書いていますので、そちらも合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
なぜ山本由伸さんの投球はこれほど騒がれたのか
「惜しかったね」だけで終わらせるには、もったいない一日でした。
その理由を、少し掘り下げてみます。
完全試合とノーヒッター、何が違うの?
今日の「惜しさ」を味わうために、二つの言葉を整理させてください。
完全試合は、一人の走者も出さずに勝つことです。
ヒットも四球もエラーも、ひとつも許さない、究極の投球です。
ノーヒッター(無安打試合)は、ヒットだけは1本も打たれずに投げ抜くことです。
エラーや四球で走者が出ても、ヒットさえ許さなければ成立します。
山本さんは、味方のエラーでまず完全試合が消え、9回のホームランでノーヒッターも消えました。
二つの頂に、続けて手をかけていたわけです。
この違いを知ると、「あと一歩」がどれほど重い一歩だったか、より深く感じられないでしょうか?
直近2登板で45人連続アウトという異次元
実は、この日の凄さは1試合だけの話ではありませんでした。
報道によると、山本さんは直近2登板で、45人連続アウトを記録したとのことです。
これは、いわゆるライブボール時代(現代野球)で2番目に長い記録だと報じられています。
45人連続。
打席に立った相手が、45人続けて誰も塁に出られなかった、ということです。
正直、この数字を初めて見たとき、筆者は思わず声が出ました。
「人間って、ここまで安定できるんだ」と。
調子の波があるのが当たり前のプロの世界で、この連続性は、どれだけ地道な準備の積み重ねがあるのか、想像すると胸が熱くなります。
派手なガッツポーズも、雄叫びもありません。
ただ淡々と、同じ動作を繰り返して、打者を打ち取り続ける。
その静けさこそが、いちばん怖いのだと筆者は思います。
あなたにも、人知れず続けてきた地道な努力が、ある日ふっと大きな結果になって表れた経験はないでしょうか?
敵地が総立ち、スタンディングオベーション
この日のもう一つの名場面が、降板の瞬間でした。
報道によると、山本さんがマウンドを降りるとき、敵地のスタンドを埋めた約3万7千人の観客が、総立ちで拍手を送ったとのことです。
敵地、です。
相手チームを応援しに来ているはずのファンが、立ち上がって拍手した。
あなたも、立場や応援するチームを超えて、思わず拍手したくなる瞬間に出会ったことはないでしょうか?
国も球団も関係なく、ただ「すごいものを見た」という気持ちが、あの拍手には詰まっていた気がします。
日本人として、こんなに誇らしい光景はありません。
山本由伸さんの今後にどうつながるのか
気になるのは、やはりこれからです。
今季7勝目という数字は、シーズンを通して見ても、エースの働きそのものです。
報道によると、直近の好調ぶりは数字にもはっきり表れており、ローテーションの軸として、ますます期待がかかる状況です。
もちろん、本人が次の登板で何を狙っているかまでは、筆者には分かりません。
軽々しい断定はしたくありません。
それでも、これだけの投球を続けている投手が次にマウンドへ上がる日を、心待ちにしてしまうのは、ファンとして自然な気持ちですよね。
次こそ、最後の1人まで——。
そう願わずにはいられません。
ネットの声・ファンの反応
今日の山本さんの投球には、SNSでもたくさんの反応が上がっていました。
ファンの間では、こんな声が、、!
「あと1球が遠いって、こういうことか。でも鳥肌が止まらない」
「敵地で総立ちって何事。山本さん、もう敵も味方も関係ない」
「記録は逃したけど、記憶には一生残る試合だった」
記録に残らなくても、記憶に残る。
まさに、そんな一日だったのではないでしょうか。
まとめ:記録は逃しても、記憶に刻まれた一日
今日の試合を、もう一度だけ振り返ります。
山本由伸さんが23人連続アウトで完全試合に迫り、味方のエラーと9回の一発でその夢には届かなかった。
それでも8回3分の1を1安打1失点に抑え、7勝目を挙げました。
大谷翔平さんは復帰即の先頭打者ホームラン、マンシーさんは2本塁打。
ドジャースは7対1で快勝しました。
「あと一歩」が悔しい日でした。
でも、その悔しさごと、私たちはこの試合を忘れないと思います。
山本さん、本当におつかれさまでした。
次のマウンドも、心から楽しみにしています!
大谷翔平さんの感動をもっと味わいたい方へ
最近の筆者は、試合のない日でも、大谷翔平さんと日米野球の名場面をまとめたYouTubeチャンネル「大谷一本【日米野球】」をのぞくのが習慣になっています。
特に今日のような「投打がかみ合った試合」のあとは、過去の名場面を見返したくなるんですよね。
マウンド上の静かな集中と、打席での爆発が一本の動画につながっていて、何度も見返してしまいました。
野球のルールに詳しくなくても、選手たちの表情やドラマで心が動く構成になっているので、今日の試合で胸が熱くなった方にこそ、おすすめしたいです。
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/
コメント