大谷翔平さんは2026年1月24日(現地)にニューヨークの全米野球記者協会の夕食会で、MVPの受賞スピーチを約2分20秒、すべて英語で話しました。
会見とスピーチで異なる伝え方を、公開報道から整理。出典:MLBほか、2026年10月24日確認。
一方で、ふだんの会見やインタビューでは、今も通訳を通して日本語で答えています。
この記事では、大谷さんが英語で話した場面、通訳を使う理由についての報道、周りの評価、公開されている学び方、私たちが真似できることを、2019年から2026年の報道をもとに整理します。
「英語が話せるなら、どうして会見では通訳を使うの?」
その疑問の答えは、場面ごとの使い分けを並べると見えてきました!
大谷翔平が英語で話した場面(2019〜2026年)

報道で確かめられた、大谷さんが英語で話した主な場面を並べると次のとおりです。
| 時期(現地) | 場面 | 話し方 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2019年1月 | 全米野球記者協会の夕食会(新人王) | 英語でスピーチし、次はメモなしで話したいと冗談で締めた | MLB.com |
| 2024年1月27日 | 同じ夕食会(ア・リーグMVP) | 英語で約2分のスピーチ | MLB.com |
| 2024年11月1日 | ドジャー・スタジアムの世界一の祝賀 | 4万2,458人の観客に英語で呼びかけ | AP通信 |
| 2025年1月 | 同じ夕食会(ナ・リーグMVP) | 山火事のため欠席し、英語の録画メッセージ | MLB.com |
| 2025年2月 | 春のキャンプの取材 | 英語の質問に、通訳の訳を待たず答え始める場面が何度も | Number Web |
| 2025年3月14日 | 東京開幕シリーズの会見 | 英語の質問を通訳なしで聞き取り、日本語で答えた | THE ANSWER |
| 2025年11月3日 | 2連覇のパレード後のドジャー・スタジアム | 通訳を使わず英語で来季の優勝を宣言 | スポーツ・イラストレイテッド |
| 2026年1月24日 | 同じ夕食会(ナ・リーグMVP) | 約2分20秒をすべて英語でスピーチ | MLB.com・スポーツ報知 |
2024年11月の祝賀では、球場で “This is so special” と英語で話し始め、ロサンゼルスへの祝福と感謝を伝えています。
同じAP通信の記事によると、パレードのバスの上の取材では通訳を通して話し、ヘルナンデスさんのようにシャツを脱ぐかと聞かれた時だけは笑って英語で “No, never.” と返しました。
2025年11月には、ファンに向けてチームを誇りに思うと話し、来年もまたリングを取りにいく準備はできていると英語で宣言しています。
7年分の場面を表に並べてみて、英語で話す場面がこんなに増えていたのかと声が出ました!
あなたも、少しずつ続けてきたことが、気づけば大きな変化になっていた経験はないでしょうか?
大谷翔平が英語を話せるのに通訳を使う理由

大谷さんは、ふだんの会見では通訳を使っています。
2024年11月のAP通信の記事は、大谷さんを、ふだん公の場では母国語の日本語だけで話す選手と紹介し、2026年1月のMLB.comの記事も、ふだんは通訳を使うと書いていました。
Number Webの記事では、2025年のキャンプで、通訳のウィル・アイアトンさんが練習相手を務める場面も多いと紹介されました。
さらに、AP通信の2025年12月の記事によると、大谷さんとドジャースの契約には、球場のスイート席と並んで通訳の利用が書き込まれています。
通訳は、契約の段階から用意された「仕事の道具」の一つなんです。
では、話せるのになぜ通訳を使うのでしょうか?
理由については、取材する側とチームメートの見方が伝えられています。
エンゼルス時代から大谷さんを取材するジェフ・フレッチャー記者は、日刊ゲンダイの2023年1月のインタビューで、日常の会話ができることと、記録に残るインタビューに英語で答えることは別の話だと話しています。
言葉の行き違いで問題が生まれれば後まで残るので、そのリスクを避けるために通訳を入れるのは理解できる、という見方です。
チームメートのマンシーさんも、スポーツ報知が伝えたポッドキャストでの発言で、準備できるスピーチと、何を聞かれるか分からないインタビューは別物だと話しています。
ここに、意外な逆転があります。
通訳は「英語が話せない人のための道具」ではなく、記録に残る言葉を、細かい意味まで正確に届けるための相棒なのかもしれません。
そして、ファンの前に立つ祝賀の場では、大谷さんは自分の英語でマイクの前に立っています。
筆者も前職の記者時代、海外の経営者に通訳を介して取材したことがありますが、記事に載る一言ほど、通訳さんと一語ずつ確かめ合っていたのを思い出して、深くうなずきました。
私たちも、大事なメールほど、慣れた言葉で何度も読み返してから送りますよね。
通訳の経歴や交代のいきさつは、大谷翔平の通訳は今誰?で詳しく整理しています。
大谷翔平の英語力の評価(本人・周囲の言葉)

まず、本人の言葉から見てみます。
2019年の新人王のスピーチでは、MLB.comの記事によると、次にこの舞台に立つ時はメモなしで話せるといい、と英語の冗談で締めくくりました。
7年後の2026年1月、スポーツ報知の記事によると、大谷さんは2分20秒の英語スピーチをこなし、通訳なしで出席者と談笑したと伝えられています。
2025年3月の東京の会見では、米メディアの英語の質問を通訳なしで聞き取り、ブルペンでの調整を止めている理由を日本語でこう答えました。
「プラン通り、順調にきていたために、間を開けてもいいんじゃないかという判断。僕自身納得している」
次に、周りの言葉です。
Number Webの記事によると、ロバーツ監督は、英語は上達を続けていて、それ以上に大谷さんの素の性格が出てきたと話しています。
マンシーさんは、クラブハウスでの大谷さんの英語、特に野球の英語はとても上手で、チームメートの話していることを知ろうとし、関わろうとしている姿がクールだと語りました。
Full-Countの2024年2月の記事では、元レッズのショーン・ケイシーさんが、二刀流をこなしながら英語を学ぶ時間をどう作ったのかと驚いたことが紹介されています。
周りの言葉からは、英語の上手さ以上に、言葉の向こうにある姿勢を仲間がしっかり見ていることが伝わってきます。
筆者は、2019年から英語で言葉を届ける場面を重ねてきた歩みに、じんわり温かい気持ちになりました!
あなたにも、いつか叶えたい目標を笑いながら口にした経験がありませんか?
大谷翔平の英語の学び方(公開されている情報)

大谷さんの英語の公開報道から具体的に分かるのは、毎日の野球の現場で英語を使う姿です。
チームメートやコーチとの会話そのものが、学びの場になっている様子がうかがえます。
Number Webの記事によると、2025年のキャンプでは、新しく加わったスネルさんやスコットさんと冗談を言い合い、体づくりの練習ではストレングスコーチと細かく会話をしていました。
同じ記事では、ロバーツ監督とのいたずらの応酬について聞かれ、英語で “a little troublesome” と返した場面も紹介されています。
マンシーさんが話したように、野球の言葉だけで済ませず、チームメートの会話そのものに入っていこうとする姿勢も、英語に触れる時間を増やしています。
スピーチについては、2024年1月のMLB.comの記事でも、MVP受賞の舞台で英語を使った様子が記録されています。
大きな舞台の前に話す内容を準備できるスピーチは、マンシーさんの言う「練習できる英語」の場でもあります。
筆者は、仲間との会話の中でも言葉を増やしていく姿に、なんだかほっとしました。
私たちファンも、好きな選手の英語のインタビューを聞いているうちに、いつの間にか耳が慣れてきますよね。
読者が真似できること

大谷さんの英語の場面から、私たちが日々の英語に生かせるヒントを3つにまとめました。
| 大谷さんの場面 | 真似できること |
|---|---|
| 準備したスピーチを英語で話す | 自己紹介やお礼など、決まった場面の英語を先に準備して口に出す |
| 記録に残る会見では通訳を使う | 大事な場面では、翻訳の道具や詳しい人の助けを遠慮なく借りる |
| チームメートの会話に入ろうとする | 仕事や趣味の仲間との会話の中で、使う英語を少しずつ増やす |
ポイントは、全部を英語でこなそうとせず、場面によって使い分けることです。
新人王の舞台でもMVPの舞台でも英語を使ってきた歩みを見ると、準備できる場面から一つずつ増やしていけばいいのだと思います。
筆者は、仕事の英語メールで毎回つまずくので、この使い分けの考え方には救われる思いでした!
あなたなら、まずどの場面の英語から準備してみますか?
ネットでは、こんな声が上がっています!
以下の3つは掲載した報道の傾向を踏まえた代弁です。
「英語のスピーチを最後まで聞いて、言葉の選び方に感心した」
「通訳なしで質問を聞き取って即答してて、本当にびっくりした」
「世界の舞台で英語で堂々と話す大谷さんが、同じ日本人として誇らしい」
挑戦し続ける姿に心を動かされているのは、筆者も同じです!
よくある質問
大谷翔平は英語を話せますか?
2026年1月の記者協会の夕食会で、約2分20秒の受賞スピーチをすべて英語で話したことが報じられています。
大谷翔平はなぜ会見で通訳を使うのですか?
記者や同僚の間では、記録に残る会見の言葉を正確に伝えるためという見方が伝えられています。
大谷翔平が英語で話したのはどんな場面ですか?
記者協会の夕食会の受賞スピーチや、2024年と2025年の世界一の祝賀などです。
2026年の英語スピーチはどれくらいの長さでしたか?
スポーツ報知によると、2分20秒の英語スピーチでした。
エリカのひとこと
通勤の電車で、英語のスピーチの動画をイヤホンで聞き直していたら、思わず口元がゆるんで、向かいの席の人と目が合ってしまいました。
上手に話せるかどうかより、伝えたい相手に向けて自分の言葉を選ぶ姿こそが、大谷さんの英語のいちばんの魅力だと思います。
次のスピーチでは、どんな言葉で私たちを驚かせてくれるのか、今から楽しみです!
まとめ
大谷翔平さんは、2019年から2026年まで、記者協会の夕食会や世界一の祝賀などで英語で話してきました。
一方で、記録に残るふだんの会見では通訳を使い、契約にも通訳の利用が含まれています。
周りの選手や監督は、英語の上達と、チームメートと関わろうとする姿勢を評価しています。
英語は、話せるかどうかより、どの場面で誰に届けるかを選ぶ道具でした。
大谷さんの記事の一覧は大谷翔平のMLBガイド、生い立ちや経歴は大谷翔平のプロフィールまとめで整理しています。
英語の記事を書き終えたあと、海の向こうの実況が大谷さんをどんな言葉で伝えているのかが気になって、動画を開きました!
【MLB史上初】大谷翔平「10K無失点+HR3連発」で米国解説者が放送事故レベルの絶叫!【MVP 二刀流 特大ホームラン3発 7回無失点】は、題名のとおりアメリカの解説者の声に注目した回で、英語でどんな驚きが伝わるのだろうと、筆者もつい再生したくなりました。
海の向こうの人たちの目に大谷さんがどう映っているのか、実況の声から伝わってくるチャンネルです!
▶ 大谷一本【日米野球】 https://www.youtube.com/@OHTANI-IPPON/

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